【2021年最新版】マツエクサロンの必需品!グルーの硬化にも良い加湿器をチェック
お客様に満足のいくマツエクの仕上がりを手に入れていただくためには、施術をスムーズに行うことができるよう室内の空調に気を配ることが大切です。今回は、サロン内の湿度を一定に保ち、施術中のグルーの硬化を安定させてくれる加湿器についてご紹介します。乾燥を防ぐことは、マツエクの仕上がりだけでなく細菌やウィルスを寄せつけにくくする効果も期待できます。ぜひ参考にしてサロンに取り入れてみてください。
マツエクサロンに加湿器が必要なのはなぜ?
マツエクの施術を行うサロンには、なぜ加湿器が必要なのでしょうか。
グルーの硬化に最適な湿度を保つため
マツエクの施術で、自まつげにエクステを装着する接着剤となるのがグルーです。グルーは、空気中や自まつげに含まれる水分を利用して硬化する性質があり、マツエクを装着するお客様の体温や肌の状態、サロン内の温度や湿度といった空調などが微妙に変化しただけでも大きな影響を受けるといいます。製品によって多少異なりますが、グルーは 70℃を超えると硬化速度が速まってしまうため、理想的な状態に仕上げることが難しくなるのです。
グルーに最適な室内環境は、 室温25℃前後、湿度55%前後とされています。サロンの空調を設定する場合には、
冬:室温18~22℃ 湿度45~60%
にすると、グルーが扱いやすい状態になるといえるでしょう。
お客様の理想とするデザインに仕上げるためにも、室内環境を調えて施術を行うことが大切です。
感染症の予防と快適な室内環境が得られる
お客様に安心してサロンに来店していただくためには、快適でリラックスできる空間づくりが大切です。また、細菌やウィルスによる感染症のリスクを減らすための対策も欠かせません。加湿器を使うことで、空気に適度な水分が放出され乾燥を防ぐ効果が期待できます。
空気の乾燥はウィルス蔓延の要因となってしまうため、特に冬場の積極的な使用が必要なのです。さらに、空気清浄機能のついた加湿空気清浄機なら、湿度管理だけでなく空気をきれいにしてくれる機能があるためおすすめと言えます。
2021年版おすすめ「加湿器」5選をチェック!快適に過ごせるサロンを目指そう
季節によって変動するサロン内の環境を最適に保つためにも、加湿器を導入する必要性がお分かりいただけたでしょうか。ここからは、マツエクを扱うサロンにおすすめの加湿器をご紹介します。自身のサロンには、どのような加湿器を使ったら良いか参考に考えてみてください。
【カドー】STEM 630i
『cado(カドー)』の「STEM 630i」は、直径30㎝未満と置き場所をとらないスリムでコンパクトなデザインが魅力的な超音波式加湿器。加湿能力は最大約 600mL/hと強力で、室内の湿度をすばやく最適な状態へと導いてくれます。水タンクの底部に搭載されているLEDライトは、室内の湿度と水タンクの状態をきれいなカラーで知らせてくれるそう。
さらに、水タンクのカートリッジ部分は水道水由来の汚れを抑制、土台の抗菌プレートは水タンク内を抗菌化し、本体から噴出するマイクロミストは空気を除菌してくれるのだとか。
一見、加湿器には見えないデザインですが、加湿しながら空気を除菌してくれる優れた機能を持った加湿器といえますね。
商品概要
サイズ:直径27×高さ85.5cm
重さ:4.3㎏
加湿適応面積:プレハブ洋室17畳(~27m²)
メーカー価格:45,273円(税別)
【パナソニック】ヒーターレス気化式加湿機 FE-KXT07
出典:Panasonic
「ヒーターレス気化式加湿機」は、『Panasonic(パナソニック)』独自の「ナノイー」技術で、イオンの力で加湿に利用する水を除菌しているそう。空気も浄化しながらしっかりと潤いを与えてくれるのはうれしいですね。運転音の静かさもおすすめのポイントです。「静かモード」にした場合の運転音は、ささやき声よりも小さな15dB(デシベル)。施術を受けているお客様のリラックス時間を妨げません。
また、「おまかせモード」に設定すると、センサーが室内の加湿具合をチェックし、常に一定の湿度を保つことができるそう。フィルターは簡単に洗えて約10年は交換しなくて良いため、ランニングコストが少ないのも魅力的です。
商品概要
サイズ:幅37.5×奥行19.6×高さ37.5cm(背面凸部含む)
重さ:約5.2㎏
加湿適応面積:プレハブ洋室19畳(~32m²)
メーカー価格:オープン価格
【ダイニチ】RX SERIES HD-RX720
出典:Dainichi
石油燃焼機器専門メーカーである『ダイニチ工業』からは、加湿器「RX SERIES HD-RX720」をご紹介します。こちらの特長は、とにかく運転音が静かなこと。最小音はかすな音を感じる程度の13db、最大音でもささやき声程度の30dbなのです。お客様が落ち着いて過ごすためにも、サロンで使う加湿器の運転音は重視したいポイントではないでしょうか。
この他、「選べる湿度設定」機能では、湿度を50・60・70%と選べるため、季節に合わせて最適な空調にすることが可能です。フィルターやユニットは抗菌加工されており、手入れしやすいフラットなデザインもうれしいポイント。「RX SERIES」は、8畳、14畳、19畳、24畳向けに全4種類を展開しています。
商品概要
サイズ:幅12×奥行21×高さ31.8cm
重さ:約5.1㎏
加湿適応面積:プレハブ洋室19畳(~32m²)
メーカー価格:オープン価格
【バルミューダ】Rain Wi-Fiモデル
出典:BALMUDA
なめらかな丸みあるデザインが美しい『BALMUDA(バルミューダ)』の加湿器「Rain」。一般的な加湿器に多い水タンク式ではなく、内側にある「給水ボウル」に本体上部から水を注いで給水する仕組みになっています。給水ボウルは丸洗いが簡単にできるため、掃除にも時間がかかりません。
加湿方法は「オートモード」と「マニュアルモード」の2種類から選択できます。オートモードは、室内を一定の湿度で保つよう自動運転する機能で、湿度40%から60%まで好みに合わせて設定することが可能。マニュアルモードは、手動で5段階の加湿風量調節ができるそう。
本体に取り込まれた空気は、内部の「酵素フィルター」で除菌され、水を含んだ「吸水フィルター」を通ってきれいな状態で加湿してくれます。
商品概要
サイズ:幅35×奥行35×高さ37.4cm
重さ:約5.7㎏
加湿適応面積:プレハブ洋室17畳
メーカー価格:46,000円(税別)
【シャープ】加湿空気清浄機 KI-NS40
出典:SHARP
『SHARP(シャープ)』が製造する「加湿空気清浄機 KI-NS40」は、30cm角に収まるほどのコンパクトな大きさが特長です。加湿機能は、運転モード強の場合で最大420mL/h。「ニオイ」「温度」「湿度」の3つのセンサーを組み合わせ、室内を快適な状態へと導いてくれます。
給水トレーは取り外す必要がなく、ポットの水を注ぐだけで簡単に給水が可能。給水トレー内のぬめりやニオイを抑えてくれる「Ag⁺イオンカートリッジ」を定期的に交換すれば、抗菌・防カビ加工された加湿フィルターは5年間交換不要だとか。空気清浄機能には、シャープ独自の空気浄化技術である「プラズマクラスター25000」を搭載。強力なイオンの力により高い空気清浄効果が実現できます。
商品概要
サイズ:幅28×奥行26×高さ62.2cm
重さ:約6.7㎏
加湿適応面積:プレハブ洋室12畳(~20m²)
メーカー価格:オープン価格
まとめ
今回は、2021年に導入したいマツエクサロンにおすすめの加湿器をご紹介しました。加湿器選びのポイントとしては、 運転音の静かさ、湿度の安定性、手入れの簡単さに注意してみましょう。アイリスト目線では、 施術に必要な湿度を保つこと、お客様目線では、 リラックスでき過ごしやすい室内空間であることを目指して、加湿器を選んでみてください。201123Etc