眉毛ティントとは?今さら聞けない基本の使い方とおすすめの商品3選

この記事をシェアする
サムネイル

毎日のメイクに役立つ眉毛ティント。サロンでは、施術後の仕上げメイクなどの際に重宝します。そんな眉毛ティント、言葉は聞いたことがあっても詳細を知らない方もいるのでは?お客様により的確な説明やアドバイスができるよう、眉毛ティントとはどのようなアイテムなのか詳しく解説します。また、眉毛ティントの基本的な使い方や商品の選び方、おすすめ商品などもご紹介しましょう。

眉毛ティントとは?まずは概要をチェック

眉毛ティントとは

では早速、眉ティントとはどのようなアイテムなのかをご紹介します。概要をしっかり把握することで、サロンで上手に活用できるはずですよ。

メイクの時短が叶う眉毛ティント!

眉毛ティントとは、パウダーやペンシルなどで直接肌に色をのせる一般的なアイブロウとは異なり、肌に色素を定着させることで眉毛を描くアイブロウメイクの一種です。角質層に定着する色素を使用している点が特徴で、一度眉毛ティントを肌に塗布すると、数日間肌に色素が残ります。つまり、アイブロウペンシルやアイブロウパウダーのように、毎朝眉毛を描いたりメイク直ししたりする手間が省ける優れもの。メイクの手間を省きたい方はもちろん、抜きすぎて生えてこなくなった部分がある方や、すっぴんでもきれいな眉毛をキープしたい方、スポーツやサウナが好きな方にもおすすめです。
眉毛ティントは、肌のターンオーバーによって色が徐々に薄くなるため、眉毛の形を変えたくなっても大丈夫!眉毛ティントの色を継続したい場合は、1回目に塗布してから数日後に再度塗りなおすことで、再び色素を定着させることが可能です。
一般的に眉ティントの持続期間は1週間前後といわれています。なかには、お試し感覚で使える1日ですぐ落ちる眉毛ティントもあります。商品によって持続期間が異なるため、パッケージなどをチェックしてみてください。

眉毛ティントで色素沈着する可能性はある?

肌に色素を定着させると聞くと、色素沈着を気にする方もいるでしょう。しかし、基本的に眉毛ティントは、肌が持っているターンオーバーの働きによって落ちる色素を使用しているため、色素沈着のリスクはほとんどありません。なかでも、日本で販売されている眉毛ティントの場合は、角質層までしか色付かないなど、一定の基準をクリアしているため、色素沈着の心配は少ないでしょう。

眉毛ティントの基本的な使い方

眉毛ティントとは

続いては、眉毛ティントの基本的な使い方をご紹介します。お客様が自宅で眉毛ティントを使用する際のアドバイスなどに生かしてみてください。ただし、アイテムによって使い方が異なる場合もあるため、商品ごとにメイク方法をチェックすることが大切です。

1.メイクや油分などを落として肌を清潔に整える

まずは、クレンジングや洗顔などで肌を清潔に整えましょう。眉毛ティントを塗布する部分に汚れや油分が残っていると、モチが悪くなる可能性も考えられます。また、クレンジングと洗顔をした後、水分や化粧水などが肌に残っている場合も、眉毛ティントの色素が定着しづらくなることがあるため要注意です。クレンジング・洗顔後は、タオルなどを使ってしかり水分などをふき取ることも覚えておきましょう。

2.アイブロウペンシルでアウトラインを描いていく

眉毛ティントは、塗布した部分にしばらくの間色素が残ります。そのため、理想とは異なる眉毛の形を描いてしまった場合は、数日間、失敗した眉毛で過ごさなければなりません。そこで、失敗防止策として、眉毛ティントを塗布する前にアイブロウペンシルを使ってアウトラインを描いておきましょう。アウトラインを描くことで、眉毛の形はもちろん、左右のバランスや顔全体を見たときの印象などを確認できます。

3.眉毛ティントを肌に塗布する

アウトラインの内側を埋めるようにして、眉毛ティントを塗布していきましょう。このとき、眉毛を染めるように塗るのではなく、肌に直接塗布することがコツです。また、眉頭は軽めに、眉毛中間から眉尻は濃いめに塗布すると、トレンドのナチュラルな印象の眉毛に仕上がります。眉毛全体にベタッと眉毛ティントを塗ると、のっぺりとした印象になることもあるため注意が必要です。
もしもはみ出した場合は、眉毛ティントが完全に乾く前に素早く綿棒などでふき取りましょう。すぐにふき取ることで、色素が定着する前に修整できます。

4.放置時間を厳守する

眉ティントを塗布した後は、色素が定着するまで一定時間放置します。放置時間は、短すぎも置きすぎも禁物です。商品によって放置時間が異なるため、パッケージなどでしっかり確認してください。放置時間を守らなかった場合、色ムラになったりヨレて他の部分に液がついてしまったりと、きれいな眉毛に仕上がらないことがあります。
また、放置している最中に、眉毛ティントを塗布した部分を触らないようにしましょう。スマホなどのタイマーを使って、しっかり放置時間を計っておくことがおすすめです。
既定の時間をしっかり守って放置したら、あとはゆっくりとはがします。ティントが肌に残った場合は、ティッシュなどで優しくふき取ってください。

5.物足りないときは重ね塗り

眉ティントは、基本的に1度塗りでしっかり色付く設計です。しかし、全体的に色が薄い、毛がないところに色が足りていないといった場合には、重ね塗りもできます。重ね塗りをする場合は、色が濃くなりすぎないよう、1度目に塗った際の色の入り方を参考にして、失敗しないように気を付けてください。

眉毛ティントの選び方

眉毛ティントとは

眉毛ティントは、ドラッグストアやコスメショップなどで手軽に手に入れることができます。多くの商品が登場しており、お客様がどの商品を買えば良いか迷うこともあるでしょう。そんなとき、アイデザイナーとして的確なアドバイスができるよう、眉毛ティントの上手な選び方をご紹介します。

好みの種類を選ぶ

塗布してからはがすタイプや塗るだけで色付くものなど、眉毛ティントにもいくつか種類があります。塗布してからはがすタイプは比較的しっかり色付くため、はっきりとした眉毛を作りたい方におすすめ
塗るだけで色付くタイプはクレンジングでオフしやすく、まるでアイブロウペンシルのような感覚で使えます。そのため、眉毛ティントに慣れていない方や、はがすタイプの眉毛ティントが色落ちした部分に使いたい場合などにぴったり。商品それぞれの特徴を把握して、お客様にとって使いやすいアイテムをおすすめしてみてください。

カラーにも配慮する

肌やヘアカラー、瞳の色を考慮して、眉ティントのカラーを選ぶことも大切です。黒髪の方があまりにも明るいカラーの眉毛ティントを選ぶと、不自然になることもあります。選ぶ際の基準は、ヘアカラーと同じくらいの明るさか、少しだけ明るいカラーがベター。また、肌なじみが良いか、瞳との相性は良いかなどもチェックしておきたいポイントです。
ただし、人によって発色が異なるため、テスターなどがある場合は、眉毛以外の目立たない箇所で試してから購入すると、失敗を防ぐことができるでしょう。

使いやすさをチェック

眉毛ティントを選ぶ際は、筆の太さにも注意しましょう。細い筆は細かい部分まで塗布しやすく、シャープで繊細な形を描きやすいという特徴があります。太い筆の場合は、ひと塗りで広範囲に塗布できる、太眉を描きやすいといった点が特徴。個々の眉毛にマッチした形状の筆を選ぶようにしましょう。
筆の太さ以外にも、筆や本体の形状にも配慮してみてください。繊細な眉毛をきれいに描くには、描きやすくそれぞれの手にフィットする形状の眉毛ティントを探すことも大切です。
他にも、商品によって色の持続期間が異なるため、ライフスタイルにマッチした商品を選ぶこともポイント。眉毛の形を気分によって頻繁に変えたい方は、1日程度で落ちる眉毛ティント、アイブロウの工程を日々省きたい、できるだけ塗りなおす頻度を少なくしたい方は、持続期間が長いアイテムを選んでみてください。

注目の眉毛ティント3選

ここからは、店販商品にもおすすめの眉ティントを3つご紹介します。サロンの売り上げアップにも役立つはずです。お気に入りの眉ティントを見つけて、サロンでランキングを作って紹介するのも面白いかもしれませんね。

ラッシュグランディール キープアイブロー/tecnico

眉毛ティントとは出典:EYELASH GARAGE

『tecnico(テクニコ)』の「ラッシュグランディール キープアイブロー」は、7日前後の期間、色が持続する眉毛ティントです。およそ1週間かけて少しずつ消えていくタイプで、メイクの手間を省きます。汗や水に強く、スポーツや温泉が好きな方にもぴったり。海やプールといったレジャーシーンにも重宝します。幅広い方にマッチしやすいブラウンカラーは、1本あると便利です。

商品詳細はこちら

【DRAWB】アイブロウラスティングリキッド/Odette

眉毛ティントとは出典:EYELASH GARAGE

『Odette(オデット)』の「【DRAWB】アイブロウラスティングリキッド」は、発色の強さが異なる「SUN(サン)」「MOON(ムーン)」の2種類があります。どちらも、自眉毛になじみやすいアッシュブラウン。
「SUN」は、薄い色づきが特徴で、眉毛ティントが初めての方でも使いやすいタイプ。重ねて描くことで、色の濃さを調整できます。濃さね塗りした場合でも濃くなりすぎず、ナチュラルな仕上がりが目指せるアイテムです。
「MOON」は、しっかりとした発色が特徴の眉毛ティント。数日間かけて徐々に色が薄くなっていきます。塗布した後すぐに色の定着がはじまるため、少しずつ書き足して使いましょう。
「【DRAWB】アイブロウラスティングリキッド」は、速乾性に優れており、水や摩擦にも強い点が特徴です。サロンの仕上がりを維持するためのホームケアアイテムとして使用していただくのにもおすすめ。カミツレ花エキスやパンテノールといった7種類の美容成分が配合され、ケアしながら美しい眉毛をキープできます。

商品詳細はこちら

ジョリ・エ ジョリ・エ リキッド&パウダー/AVANCE

眉毛ティントとは出典:EYELASH GARAGE

『AVANCE(アヴァンセ)』の「ジョリ・エ ジョリ・エ リキッド&パウダー」は、リキッドとパウダーが1本になった2wayタイプのアイテムです。リキッドタイプは、はがす工程はなく、描くだけで色付くタイプ。6時間放置することで色素が定着するため、就寝前に使うのがおすすめ。リキッドで眉毛の形を整えたあと、翌朝パウダーでメイクを仕上げれば完了!メイクの時短を叶え、ふんわりとした印象のナチュラルな眉毛を作ります。眉毛ティントに慣れていない方でも使いやすいでしょう。
保湿成分が配合されており、肌をいたわりながら理想の眉毛を目指せます。リキッドタイプで定期的に描くことで、モチを良くすることが可能です。ナチュラルブラウンとナチュラルベージュの2カラーを展開しています。

商品詳細はこちら

まとめ

眉毛ティントとは、塗布することで色素が角質層に定着し、理想的な眉毛を数日間キープできる便利なアイテムです。サロンできれいになった眉毛のキープや、日々のメイク時間の短縮など、メリットが多数ある便利なコスメ。店販品として導入し、お客様の満足度向上と売り上げアップにつなげるのもおすすめです。お客様に的確なアドバイスができるよう、ご紹介した内容を参考に、基本的な使い方やおすすめ商品など、眉毛ティントについての知識を深めておきましょう。

※本記事の内容や価格はすべて、2024年8月時点のものです。最新情報は、公式HP等よりご確認ください。

この記事を読んだあなたにおすすめの関連記事

2408_2HC

この記事をシェアする