短いまつげを美しく!おすすめのラッシュリフトカバー4選と便利アイテム

まつげの毛質や量などは個々によって異なりますよね。どんなまつげのお客様であっても美しい目元に仕上げるのがアイデザイナーの務めです。お客様のなかにはまつげが短い方もおり、ラッシュリフトの施術時に苦労することも。そこで便利なアイテムがラッシュリフトカバーです。ラッシュリフトカバーにはどのような魅力があるのかをはじめ、おすすめ商品もご紹介します。また、短いまつげを美しく仕上げるコツもまとめました。
短いまつげのお客様へのラッシュリフトをきれいに仕上げるコツ
まずは、短いまつげのお客様にラッシュリフトをする際、きれいに仕上げるためのコツからご紹介していきます。
「基本に忠実」が鉄則!
短いまつげにラッシュリフトの施術をする際には、巻き上げにくい、カールが思った位置につかないといった問題が起こりがちです。そこで意識したいポイントが、ラッシュリフトの基本中の基本、まつげの生え際にしっかりロッドを沿わすこと。しっかりまつげの生え際に沿ってロッドを配置することで、まつげの長さを最大限生かして巻き上げることができます。巻き残しの予防にもなる重要ポイントです。
また、まつげがロッドにしっかりと張りつくよう、グルーもまつげの根元からしっかり塗布しておきましょう。目元にロッドを置いてから塗布することが難しい場合は、グルーを塗ってからロッドを目元に置く方法もおすすめです。やりやすい方法を見つけて、短いまつげもきっちり巻き上げましょう。
ロッドは厚みのないものが◎
短いまつげには、できるだけ厚みのないロッドを使用します。まつげが短いほど、ロッドも薄いものを選びましょう。特にまつげが短く巻き上げにくさを感じた場合には、下まつげ用ロッドや軟化用ロッドを活用する方法もあります。お客様のまつげをしっかり見極めて、それぞれに適したロッドをセレクトすることが大切です。
また、1液塗布の際には軟化用ロッドなどを使って巻き上げずに軟化させ、2液の塗布後にきれいに巻き上げる方法もあります。特に、まつげの層が厚い方、まぶたが厚い方、まつげが短い方などにおすすめの方法です。
ペーパーやラッシュリフトカバーを活用するのもアリ
短いまつげの場合、巻き上げた際にピンっとまつげがロッドから跳ね上がることもよくあります。そんなときには、ペーパーやラッシュリフトカバーを使い、まつげがロッドから跳ね上がることを防止する方法も。物理的にまつげを押さえるため、きれいなカールに仕上がります。
このように、さまざまな手段があることを把握し、どんなケースにも対応できるようにしておきましょう。
ラッシュリフトカバーって?メリットを解説
ラッシュリフトの施術時にあると便利なアイテムがラッシュリフトカバー。短いまつげを美しく仕上げられる優秀アイテムです。ペーパーを使う方法もありますが、ラッシュリフトカバーならではの魅力も多数あります。
例えば、ラッシュリフトカバーはロッドとまつげにピタッと密着しやすいため、空気が入りにくく、ラッシュリフト剤をまつげに浸透しやすくします。密着することから、液だれ防止はもちろん、エアコンなどの乾燥からラッシュリフト剤をカバーし、浸透の妨げとなる要因をカット!また、ズレにくいため、作業のしやすさも◎です。洗って繰り返し使えるため、経費削減やエコにも貢献できます。さらに、ペーパーのようにカットする必要もなく、スムーズに施術に活用できる点も魅力です。
おすすめのラッシュリフトカバー4選
短いまつげのラッシュリフトに重宝するラッシュリフトカバー。ここからはおすすめのラッシュリフトカバーを4つご紹介します。
【Angelic】ラッシュリフトカバー
『Angelic(アンジェリック)』の「ラッシュリフトカバー」は、重みのあるタイプ。短いまつげをしっかり押さえられます。また、吸いつくように密着するため、使いやすさにも長けている商品です。横幅が6cmあり、幅広いお客様に対応可能。3ペアがセットになっているため、1液と2液とで使い分けることもできます。
【VENUS PLATINUM】VCラッシュリフトカバー
『VENUS PLATINUM(ヴィーナスプラチナム)』の「VCラッシュリフトカバー」は、薄く柔らかいシリコンを使ったアイテム。ロッドの形状に沿わせやすいため、幅広いデザインに活用できます。さまざまなサイズ、形状のロッドを扱うサロンでも重宝するはず。取り外ししやすい点もメリットです。
【VENUS COSME JAPAN 】COVER PRESS
『VENUS COSME JAPAN(ヴィーナスコスメジャパン)』の「COVER PRESS」は、1mmという薄さを採用し、液だれ防止やロッドへの密着しやすさにこだわった商品です。上下のまつげに使用可能で、テクスチャーも柔らかく、目元にフィットしやすい設計。これまで放置時間にペーパーやラップを使っていた方にとっても扱いやすいでしょう。
【テクニコ】PERSH ラッシュリフト用 押さえカバー
『tecnico(テクニコ)』の「PERSH ラッシュリフト用 押さえカバー」は、柔らかいシリコンを使ったアイテムです。シンプルなデザインで、ワゴンの上でもすっきり見えそうなのも魅力です。サイドの手持ち部分が曲がっており、扱いやすさにも長けています。
短いまつげの方に使えるおすすめロッド3選
ラッシュリフトカバーと一緒にチェックしておきたいアイテムが、短いまつげにも使いやすいロッド。おすすめのロッドを3つピックアップしました。
【Flap eyelashes】frogロッド
『Flap eyelashes(フラップアイラッシュ)』の「frogロッド」は、粘着シリコン素材を採用し、巻き上げたまつげが張りつきやすい仕様です。軟化用ロッドとしても活用できる優れもの。根元はしっかりと立ち上げ、毛先まではゆるやかなカーブがつくDカールデザインに仕上がります。なかでもSサイズは厚みが薄く、短いまつげにぴったりです。ロッドの幅はあえて長めに作られており、幅広いお客様にマッチしやすいでしょう。
【Oshare】ハーフムーンロッド
『Oshare(オシャレ)』の「ハーフムーンロッド」は、全体的に丸みのある優しい雰囲気に仕上がるロッドです。まつげの根元をナチュラルに立ち上げ、毛先にかけてはストレートに仕上がります。柔らかいため、さまざまなタイプのまぶたにフィットさせやすい設計です。サイズが5段階展開されており、短いまつげにも対応可能。お客様のまぶたやまつげの長さに合うサイズをチョイスできます。
【BANHADA】スリムアイロッド
『BANHADA(バンハダ)』の「スリムアイロッド」は、文字通り薄さが魅力のロッド。軟化用ロッドとして販売されていますが、デザインロッドとして使用することも可能。伸び始めたばかりのような短いまつげもしっかりキャッチします。厚みがあまりないことから、まつげの根元が見えやすく、軟化したかどうかの確認もスムーズに行うことができます。新人アイデザイナーにとっても使いやすいロッドです。
まつげ美容液を活用してもらうのもアリ!
まつげが短いお客様には、ホームケアでまつげを健康な状態に整えてもらうことも大切です。ここからは、店販にぴったりなまつげ美容液を2つご紹介します。
『松風』の「アイラッシュメッド まつげ美容液」は、毛穴の200万分の1サイズのカプセル状にした美容成分を配合し、浸透※のしやすさにこだわったまつげ美容液です。シリコンや鉱物油といった目元の肌に刺激となりうる5つの成分を配合せず作られています。広範囲にアプローチしやすいチップタイプを採用しているため、まつげ美容液初心者でも塗りやすいでしょう。朝晩の2回、毎日使うことでまつげをケアするアイテムです。
※角質層まで
【Odette】ラシュパーアイラッシュセラム L(ロング)
『Odette(オデット)』の「ラシュパーアイラッシュセラム L(ロング)」は、ヒト幹細胞培養液エキスを配合したまつげ美容液です。毛根にアプローチして健やかなまつげに導きます。また、水よりも優れた浸透力をもつ高還元水を使用しており、成分の浸透※をサポート。効率的なまつげケアが叶うでしょう。細い筆を採用し、まつげの生え際にピンポイントで塗りやすいよう配慮されている点もおすすめポイントです。
※角質層まで
まとめ
短いまつげのラッシュリフトを美しく仕上げるには、生え際にロッドをしっかり沿わせる、薄いロッドを使用するといったことに注意して施術を進めましょう。また、ラッシュリフトカバーを活用して仕上がりの質を高めるのもおすすめです。ラッシュリフトカバーは、液だれ防止やラッシュリフト剤の浸透をサポートする万能アイテム。各サロンにマッチしたラッシュリフトカバーを選んでみてください。また、ご紹介した短いまつげに対応できるロッドやまつげ美容液もそろえて、お客様の目元の美をサポートしましょう。
※本記事の内容や価格はすべて、2025年1月時点のものです。最新情報は、公式HP等よりご確認ください。
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