冬こそまつ育が大切!チップ&筆タイプまつげ美容液おすすめ特集
髪の毛のヘアケアと同様に、まつげケア「まつ育」が定着してきました。寒い冬は血行が悪くなるため、まつげも伸びにくくなりがち。その対策として取り入れたいのが、まつげ美容液です。特に冬のまつ育には、チップや筆タイプのまつげ美容液がおすすめ。今回は、チップ&筆タイプのメリットやおすすめのまつげ美容液を紹介します。サロンで販売する商品として、また、お客様へのケアのアドバイスとしても参考にしてくださいね。
冬のまつ育にはチップ&筆タイプのまつげ美容液がおすすめ
まつげ美容液はまつ育に欠かせないアイテムですが、「まつげ用の美容液なら何でも良い」という訳ではありません。冬のまつ育が大切な理由や目的に合ったまつげ美容液の選び方を、正しく理解しておきましょう!
冬のまつ育が大切な理由
冬になると、気温が高い夏に比べて、髪の毛が伸びにくいと感じることはないでしょうか。実際に、寒さによって頭皮の血流が悪くなったり栄養が行き届かなくなったりすると、髪の毛が伸びにくくなるという現象が起こります。そして、まつげも髪の毛と同じく、ケラチンというたんぱく質成分で構成されているため、髪の毛同様、血行が悪くなると伸びにくくなり抜け毛も多くなるもの。
しかし、まつげは長さ1cmにも満たない短い毛であるため、伸びにくくなったと感じる人は少ないようです。もし、まつげ自体が伸びにくくなっているという実感のないお客様にマツエク施術をした場合、エクステが接着された状態でまつげごと抜け落ちてしまうこともあるでしょう。すると、結果として「マツエクのモチが良くない」という評価につながることも…。
そのため寒くなる冬に、すでに生えているまつげはもちろん、「新しく生えてきたまつげを健康な状態に保てるかどうか」は、冬を乗り切るためのポイントと言えるでしょう!
血行を良くするために、食べ物で栄養を摂ることや冷えを解消する内側からの対策はもちろん、 まつげの生え際に直接栄養を与えるまつ育も大切なのです。
まつげ美容液の選び方
まつげ美容液を選ぶときは、目的に合った美容液の成分と形状であるかどうかがポイント。今回は、まつげ美容液の形状に着目して解説します。
まつげ美容液の主な形状は、マスカラタイプ、筆タイプ、チップタイプ、チューブタイプの4種類。塗りたい部分にピンポイントに塗れるマスカラタイプや筆タイプに対し、簡単に広範囲に塗れるのがチップタイプや指で直接塗るチューブタイプです。
多く販売されているマスカラタイプと筆タイプは、そもそも目的が異なります。マスカラタイプは、まつげ全体に塗って保護する役割。筆タイプは、まつげの生え際に塗ることで、血行の促進やまつげにハリ・コシを与える目的のものが多いようです。
ヘアケアに例えるなら、マスカラタイプは毛先を中心に髪の毛全体に使う洗い流さないトリートメント。対して筆タイプは、ヘッドスパで頭皮に浸透させる栄養成分のようなものです。
そのため、マスカラタイプはまつげ全体をコーティングして、紫外線や乾燥から守りたい場合に適しています。一方で筆タイプは主に、これから生えるまつげに栄養を与える目的で使うのがおすすめです。
お客様の中には「筆タイプだと、まつげ自体には塗りにくい」「マスカラタイプは、生え際が塗りにくい」と感じている方もいるかもしれません。しかし、それぞれ目的が異なる商品であるため、目的に合わせた使い分けをご提案するのがベストでしょう。
冬はまつげの根元に直にアプローチできるチップ&筆タイプがおすすめ
最初にお伝えしたように、寒い冬は血行が悪くなり、まつげが伸びにくくなります。そのため、冬のまつ育はまつげの根元に栄養を与えることが一番の目的です。
目的を考えると、冬のまつ育に適しているまつげ美容液は筆タイプ!細い筆先は、ピンポイントに生え際に届きます。
しかし筆タイプは、慣れていないと塗りにくいことがデメリット。普段からリキットアイライナーなどを使って筆タイプに慣れている方にはおすすめのアイテムですが、初めて使用するには扱い辛いかもしれません。
そのような方におすすめのまつげ美容液は、チップタイプ。先が細くなっているチップタイプなら、まつげの根元にも塗りやすいです。チップの形やサイズは商品によってさまざまで、大きなチップは美容液をたっぷり含ませることができますが、根元に塗るには不向き。美容液選びの際は、チップのサイズや形状をしっかりチェックしましょう。
冬のまつ育には、筆タイプと先が細いチップタイプのまつげ美容液がおすすめ。まつげの根元に塗りやすいタイプの美容液を選んでくださいね。
【最新版】おすすめ!チップ&筆タイプのまつげ美容液紹介
ここからは、チップ&筆タイプまつげ美容液のおすすめ商品を紹介します。それぞれ特徴が異なるので、ポイントを押さえてお客様へのベストな提案につなげましょう!
【HAWRYCH MD LASH】まつげ美容液/筆タイプ
「HAWRYCH MD LASH(ハウリッチエムディーラッシュ)」は、3年連続で全米コスメブランド認定10冠を達成したほど高評価されている商品。30種類以上の成分が配合されていることが多いまつげ美容液ですが、成分を本当に必要な16種類に限定し、エクステやパーマでダメージを受けたまつげをケアします。
細い筆タイプの形状はピンポイントに生え際に届くため、美容成分を無駄なく塗れます。大手コスメ・美容の総合ポータルサイトにも多くの口コミが寄せられ、高評価を獲得している商品です。
【The Spa】BeautyLash origin/筆タイプ
「BeautyLash origin(ビューティラッシュオリジン)」は、筆タイプのまつげ美容液。ユーザーから人気の高かった旧処方の商品を、復刻版として再販しています。ヒアルロン酸Naやシルクアミノ酸などの保湿成分や、ヘキサペプチド-2・パルミトイルペンタペプチド-4といった機能性成分を配合し、まつげにハリを与える効果も期待できそうです。
また、とろみ成分を配合することで、液垂れしにくいのもうれしいポイント。目元に使う商品なので、目に入る危険性が低く使いやすい商品は、お客様にもおすすめしやすいのではないでしょうか。
【RevitaLash】リバイタラッシュ アドバンス ジャパン/筆タイプ
「リバイタラッシュ アドバンス ジャパン」は、天然由来の植物成分と先進の科学技術による独自開発の美容成分がまつげに潤いを与える美容液です。独自開発成分であるバイオペプチン コンプレックス® (BIOPEPTIN COMPLEX:ペプチドと植物成分の複合体)が、まつげに柔軟性をもたらす効果が期待できます。
細い筆タイプで粘性基剤を含むテクスチャーは、目元の塗った場所に留まるため目の中に美容液が垂れる心配が少なく安心。また、化粧用の抗菌成分配合のため、容器内でのバクテリアの増殖を抑え、長期間の使用でも清潔に保つことができます。
【Shiseido Professional】アデノバイタル アイラッシュセラム/チップタイプ
「アデノバイタル アイラッシュセラム」は、「Shiseido Professional(資生堂プロフェッショナル)」のまつげ研究から生まれたチップタイプのまつげ美容液。まつげ養成成分であるナツメ果実エキスやグリセリンは、保湿効果が期待できます。
塗りやすいチップはまつげの根元に美容成分を届けやすく、筆に比べて広い範囲に塗ることもできるため、まつげのダメージケアにも使えます。
【スカルプD】ピュアフリーアイラッシュセラム プレミアムクイーン/チップタイプ
スカルプDのまつげ美容液シリーズは、累計出荷数が913万本を超える人気商品。その中でも「ピュアフリーアイラッシュセラム プレミアムクイーン」は、スカルプDのシリーズ通常商品の3倍ものまつげケア成分を配合した、高い効果が期待できる商品です。
先端が細く、少しカールしたチップは、まつげの根元にフィットして塗りやすい形状。チップ自体も、細かな繊維で細い産毛のようなまつげも逃しません。
パラベンや香料、界面活性剤などを使用していないので、刺激に弱いお客様へのご提案にも良さそうですね。
【RERUJU】アイラッシュエッセンス プロ/筆タイプ
サロン専売商品の「RERUJU(リルジュ)」の「アイラッシュエッセンス プロ」。全国で1,000店舗を超えるアイラッシュサロンで導入されている、アイラッシュ施術者から高く評価されている商品です。
まつげのヘアサイクルに着目して配合された5つの有用成分で、ヘアサイクルをトータルケア。また、独自の浸透技術「LIPOSOME(リポソーム)」で、有用成分をナノレベルのカプセルに閉じ込めているため、毛穴の深部まで届きます。
細い筆タイプはアイライナーのように細く引けるため、まつげの生え際にしっかり塗ることができます。
まとめ
冬のまつ育に欠かせない、まつげ美容液。さまざまなタイプが発売されていますが、寒い季節は美容成分が生え際に直接届く筆タイプとチップタイプがおすすめです。来店されるお客様にも冬のまつ育が大切な理由をお伝えして、ホームケアをご提案しましょう。この記事に取り上げた商品を参考に、サロンでも筆タイプやチップタイプのまつげ美容液を取扱いしてはいかがでしょうか。
※本記事の内容や価格はすべて2022年12月時点のものです。最新情報は、公式HP等よりご確認ください。
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