【画像解説】時短が叶う!まつげパーマ用ロッドの保管方法とは?実例も紹介
ここ数年のまつげパーマブームの影響で、専用ロッドも進化した新型が続々と登場。さまざまな種類のロッドを導入するアイラッシュサロンが増えています。ただ、ロッドの種類が増えたことで「ロッドが多すぎて管理しきれない」「使いたいロッドをサッと取り出せない」という声も。今回はそんな悩みにお応えして、まつげパーマ用ロッドの保管方法をまとめました。保管方法の実例やおすすめのロッドケースも紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。
まつげパーマ用ロッドの保管で気をつけることは?
まずは、まつげパーマ用ロッドを保管するときのポイントを押さえておきましょう。
種類別・サイズ別に分けて収納する
まつげパーマ用ロッドの数が増えてきたと感じたら、できるだけ種類別・サイズ別に仕分けて収納するようにしましょう。そのためのケースも早めに準備することをおすすめします。
現在、さまざまなメーカーからまつげパーマ用ロッドが販売されていますが、1つの商品に複数サイズがセットになっているものが一般的。メーカーによってはサイズを指定して単品購入できるものもありますが、それほど多くありません。つまり、ロッドを1種類購入するだけでサイズ違いまで持つことになり、どんどん数が増えていくことになるのです。
以前はロッドのバリエーションが今ほど多くなかったため、ひとつのケースにまとめて収めていたというサロンも多かったはず。しかし、ロッドが増えてくると1つ取り出すだけでも、ケースの中で探さなくてはなりません。また、数が多ければ多いほど、紛失した際に気づきにくくもなるでしょう。実際、いくつかのロッドをまとめて洗ったり、乾かしたりしていたら、ゴミに紛れて捨ててしまった、ということもよくあるようです。
しっかり洗って乾いた状態でケースにしまう
ロッドは使い終わったら洗って収納するのが基本。その際に、汚れをしっかりと落とし切り、水分をとってからしまうことが大切です。水分が残っていると、ケースの中で雑菌が繁殖してしまうことも。お客様の目元に使うものだからこそ、常に清潔な状態で保管することを心掛けましょう。
硬いロッドは丸みをつけた状態で保管する
最近では柔らかいシリコン素材のロッドが一般的ですが、以前のような硬めのゴムロッドを使っているサロンもあるでしょう。ただ、硬いロッドは施術時にお客様のまぶたのカーブに沿わせる作業が必要になるため、余計に時間がかかってしまいます。
そうならないように、硬いロッドはあらかじめ丸みをつけた状態でしまっておく方法がおすすめ。アイラッシュ施術者からは、ペットボトルのキャップやサージカルテープの芯がロッドのクセ付けにぴったりという声も。施術時間を短縮したいという方はぜひ試してみてくださいね。
結論から言うと、現在の主流であるシリコン製ロッドはほぼ劣化しません。商品によっては変色しやすいものもあるようですが、施術に使用できないほどの劣化ではないようです。
そもそもシリコンは、耐久性に優れた素材。同じくロッドに使われている天然ゴムと比較しても、劣化スピードが圧倒的に遅いことで知られています。
シリコンゴムが劣化し始めるのは、220℃以上の超高温状態に長時間さらされた場合や強酸・強アルカリを使用した場合、もしくは油の中に長時間浸かった場合など、かなり特殊な環境下のみ。一般的なサロンではまず考えられない状況です。つまり、日常的なサロンワークではロッドの劣化はほぼ見られない、と言って良いでしょう。ロッドを正しく保管するというのは、雑菌の繁殖予防や施術効率アップが目的のようです。
まつげパーマ用ロッドの保管ケースを選ぶポイントは?
まつげパーマ用ロッドの収納ケースは、次のようなポイントで選ぶと良いでしょう。
- 細かく仕分けできるか
- 汚れに強い、手入れしやすい素材かどうか
ロッドのサイズは、多くて5段階が一般的。サイズ別に収納するために、少なくとも5つは仕切れていると便利です。
また、汚れたときでも洗いやすく乾きやすい素材のケースだと安心。中身が確認しやすいように、透明・半透明のものを選ぶ、またはラベリングするというのもおすすめです。
【サロンの実例紹介】どうやってロッドを保管してる?
実際にサロンでどのように保管されているのか、実例をご紹介しましょう。
100均ショップなどのプラスチックケースを使用
こちらのサロンでは、「ダイソー」や「無印良品」などの雑貨ショップで安く購入したプラスチックケースを使用。もともとは薬やアクセサリー収納用の商品ですが、ロッド収納にもぴったりのサイズです。
基本的なロッドは各施術スペースのワゴンに置いておき、使う頻度の少ない特殊なロッドは共有スペースでケースに入れて保管しているとのこと。細かく仕分けしているので、使うときに持っていきやすそうですね。
購入時の専用ケースをそのまま使用
商品ロゴのついているケースは、もともと購入時にロッドが入っていたケース。商品のサイズや形状に合うように作られた専用ケースのため、別で用意したケースよりもフィットします。
アイラッシュ施術者からは、「ぴったりサイズのケースを探す手間が省けるので、袋売りのものよりもケース売りのロッドの方に惹かれますね」との声もあり、もとからケース入りの商品を選ぶ施術者も多いようです。
ちなみに、アイブロウ用マイクロブラシの入っていたケースやスクリューブラシが入っていたケースなどを、ロッドケースとして再利用するという方法も。商材の入っていたケースを捨てる際には、手持ちのロッドにサイズが合うかどうか、チェックしてみると良いでしょう。
まつげパーマ用ロッド専用の保管ケースもおすすめ!
まつげパーマ用ロッドには、専用の保管ケースも販売されています。ロッド収納を想定した商品のため、サイズの合うケースを探さなくても良い点は大きなメリット。価格も500円以下の安価なものが多いことが特徴です。今回はその中から、2つの商品をご紹介します。
【WizLash】ロッドケース
ロッドをサイズ別にひとつずつ収納できるケースです。5つの仕切りがあるので、これ1つで同じ種類のロッドをまとめられるのもメリット。清潔感のあるプラスチックケースで、コンパクトに保管できます。
【Monter lash】ヌーブラッシュ®ロッドケース
Monter lash(モンテラッシュ)のシリコンロッド「ヌーブラッシュ®」専用のケース。薄型なので省スペースで保管できます。
まとめ
昨今のまつげパーマブームは収まるどころか、ますます加速していきそうな兆し。この影響でロッドが増えてきたというサロンは、保管方法を見直すタイミングです。これからますます増えていくことも考慮して、早めに収納用品などを整えておくと安心ですね。きちんと管理できていれば、衛生的なだけでなく、施術時もスムーズに取り出せるようになるはず。今後、新たにロッドを購入予定というサロンも、ぜひこの機会に収納方法を考えてみてください。
※本記事の商品内容はすべて、2023年5月時点のものです。最新情報は、公式HP等よりご確認ください。
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