テープが苦手なお客様への対処法とは?ツイザーやアイパックなどおすすめアイテムも紹介
まつげパーマやマツエクの施術には、まつげや目元を保護するためのテープが欠かせません。アイラッシュ施術者にとって重要なアイテムですが、お客様の中にはテープをはがす際に痛みを感じる方もいます。少しでも施術中の不快感をなくすため、テープによる痛みは軽減したいもの。そこで今回は、テープが苦手なお客様への対処法をご紹介します。また、おすすめの対策アイテムも8つピックアップしました。
テープをはがすときの痛みが苦手なお客様への対処法は?
まずは、テープはがしの際に、お客様にできるだけ痛みを感じさせないための工夫を5つご紹介します。
テープの粘着力を弱くする
テープをはがす際には、その粘着力が強い点が原因で痛みを感じることがあります。そのため、清潔にした手の甲や物などにテープを何度か貼ったりはがしたりして、粘着力を落としてから貼ると良いでしょう。この方法は、多くのアイラッシュ施術者が実践している一般的な対策のひとつ。ただし、テープはお客様の肌に直接触れるため、衛生面に配慮して行うことがポイントです。
テープの貼り方を工夫する
お客様の肌にしっかり張りついたテープをはがす際は、ツイザーなどを使って端からはがしますよね。その際、なかなかテープの端がはがれず、テープを強くこすることで、肌に負担がかかり痛みが発生することがあります。そこで、テープを貼るときにあらかじめ端を数ミリ折り返し、はがしやすいよう工夫してみてください。折り返した部分は肌に接着せず、ツイザーでつまみやすくなるため、スムーズかつ痛みを軽減してはがせるでしょう。
また、長いテープの粘着面の中央に短いテープの粘着面を貼り合わせるのもおすすめの方法です。こうすることで、長いテーは端部分だけが肌に接着する状態に。そのため、はがす際の痛みも軽減できるでしょう。
テープはがしに使うツイザーに持ち変える
テープはがしの際に使うツイザーの先端がとがっていると、お客様の肌に触れたとき、痛いと感じさせてしまうことがあります。そのため、先端に角がないツイザーに変えてみるのもひとつの手段です。先端の丸いツイザーを使っている場合でも、テープをはがす際の力加減によっては痛みを感じさせてしまうことがあるので注意が必要です。
アイパックで代用する
アイパックは下まぶたを広範囲に覆えるにもかかわらず、テープよりも粘着力が低いものがほとんどのため、はがす際の痛みを感じにくい傾向があります。また、アイパックによっては保湿やハリを高めるサポートなどの美容効果が期待できるアイテムもあり、一石二鳥です。ただし、アイパックはテープに比べて粘着力が弱いぶん、押さえていたまつげが飛び出してしまう場合があります。こういったトラブルを防止するには、アイパックの上からテープを使うと良いでしょう。
テープの種類を変える
テープはがしによる痛みを軽減するには、テープそのものを変えるのもひとつの方法です。例えば「肌に優しい」「皮膚はく離しにくい」と謳っている商品がおすすめ。粘着力が弱い、肌に配慮した粘着剤を使っているなど、商品によって異なる特徴があるためチェックしてみてください。
【テープワークに便利】特殊ツイザーのおすすめ3選
まずは、テープはがしにおすすめのツイザーを3つピックアップしてご紹介します。
【VETUS】帯電防止ツイーザー[BLACK]
『VETUS(ヴェトス)』の「帯電防止ツイーザー[BLACK]」は、先端が丸くなっているタイプのツイザーです。お客様の肌に角が立たないため、痛みを軽減できます。帯電防止コーティングを施しており、エクステが絡みにくい特徴も。マツエクのテープワークに便利な商品ですが、眉エクにも活用しやすいアイテムです。また、防錆加工も施され、耐久性にも優れています。
【MARIE LASH JAPAN】ツイーザー 先端丸 (レインボー)
『MARIE LASH JAPAN(マリーラッシュジャパン)』の「ツイーザー 先端丸 (レインボー)」は、テープはがしの際に痛みを軽減できる先端が丸いタイプのツイザー。実用性と機能性の両方を兼ね備えています。レインボーカラーのポップな見た目も魅力のひとつです。道具にまでおしゃれさにこだわりたい、他の人と被りたくないといったアイラッシュ施術者にもおすすめ。その特徴的なカラーは、どこにあるかひと目で見つけやすいため、ツイザーを探す手間も省けるでしょう。
【rubis】アイラッシュ用丸ツイーザーホワイト
『rubis(ルビス)』の「アイラッシュ用丸ツイーザーホワイト」は、丸く滑らかな先端が特徴のツイザーです。ルビスは、スイスのツイザー専業メーカーで、もともと高級時計を製作する際に使用されるツイザーを製造していました。現在ではその使い勝手の良さなどから、美容業界でも多く使用されています。そんな同ブランドの商品は、ホールド力に優れている点も特徴で、一度掴んだテープを逃しにくいため、スムーズにテープはがしができるでしょう。本体は、医療機器にも使用されるステンレス鋼を採用し、軽量かつ強度にも優れています。消毒が可能な点もうれしいポイントです。
施術中に使用可能!おすすめのアイパック3選
続いては、テープの代用品として使用できる、おすすめのアイパックを3つご紹介しましょう。
【BL】リントフリーアイパッチ
『BL(ビーエル)』の「リントフリーアイパッチ」は、美容にうれしいコラーゲン成分配合のアイパックです。目元に栄養をプラスしてハリアップが期待でき、目元ケアも叶う優れもの。海外でも人気のアイテムで、はがす際の刺激が少なく、何度でも貼り直しが可能。お客様への負担も少なく、アイラッシュ施術者にとっても扱いやすいアイテムです。アイパック表面に特殊加工を施してあり、ツイザーによる毛羽立ちが起こりにくい特徴もあります。
【PREANFA】アイジェルパット
『PREANFA(プリアンファ)』の「アイジェルパット」は、粘着剤でかぶれやすい方におすすめのアイパックです。コラーゲンを配合し、肌のうるおいとハリアップをサポートします。表面が毛羽立たない設計のため、ツイザーなどが引っかかりにくいのもうれしいですね。
【Angelic】ジェルアイパッチ(小)
『Angelic(アンジェリック)』の「ジェルアイパッチ(小)」は、一般的なアイパックよりも小さめサイズです。コンパクトなため扱いやすく、コスパにも優れています。目元の保護はもちろん、下まつげを固定する役割も果たします。メイクの上から貼っても崩れにくい点もおすすめポイント。アイパック表面はツルっとしているため、ツイザーが引っかかりにくく、スムーズな施術をサポートします。
肌への刺激に配慮!おすすめテープ2選
肌への負担を考慮した、おすすめのテープを2つご紹介しましょう。
【優肌絆】優肌絆アルファ
『優肌絆』の「優肌絆アルファ」は、肌表面の角質層を保護する、肌にとって優しいサージカルテープです。ゲル粘着剤を使用し、低刺激ながら貼り直しも可能。固定力にも優れているため、肌への負担を軽減しつつ、効率的な施術も叶うテープです。
【NICHIBAN】スキナゲートスパット
『NICHIBAN(ニチバン)』の「スキナゲートスパット」は、やわらかい接着剤を採用し、はがす際の痛みや角質はく離が起こるリスクを軽減します。蒸れにくいのもうれしい魅力です。肌への負担に配慮されたアイテムのため、敏感肌の方にも比較的使いやすいでしょう。また、手でまっすぐにカットしやすいため、はさみに持ち変える手間が省け、時短での施術が叶います。
まとめ
施術中に使用するテープは、アイラッシュサロンにとって必要不可欠なアイテムです。しかし、ときにお客様に不快感を与える場合もあります。そこでテープの貼り方や使用する道具を変えるなど、ちょっとしたひと工夫でより快適な施術を心掛けましょう。今一度自店にあるテープや道具をチェックして、自店にあるテープや道具などを見直すとともに、テープワークについても基本に立ち返ってみては?
※本記事の内容や価格はすべて、2023年11月時点のものです。最新情報は、公式HP等よりご確認ください。
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