更新日：2024年12月3日公開日：2024年12月3日

まつ毛を伸ばす方法はある？マツエクの装着タイミングが大事って本当？

この記事をシェアする

皆さんは、まつ毛の短さに悩んだことはありませんか？目元は顔の印象を決める重要なパーツのため、理想の顔立ちへ近づくために長いまつ毛に憧れる方は少なくないでしょう。今回は、まつ毛の成長メカニズムについて解説。人工的にまつ毛を伸ばすならマツエクも手段のひとつですが、成長メカニズムを踏まえた装着のタイミングが重要です。効果的なまつ毛ケアや、おすすめのまつ毛美容液もピックアップしたので、ぜひチェックしてください。

まつ毛を伸ばす成長メカニズムを解説

まつ毛伸ばす

まずは、まつ毛がどのように成長するのか詳しく見ていきましょう。

まつ毛の成長サイクルとは

まつ毛は成長期、退行期、休止期を繰り返す「毛周期」と呼ばれるサイクルで生え変わります。個人差がありますが、まつ毛が生え変わる期間は約120日です。

成長期	約30日
退行期	約14～21日
休止期	約80日

【成長期】
成長期初期のまつ毛は毛穴からまだ生えていない状態で、皮膚の内側に隠れています。その後、皮膚表面から出て、太く長く成長。コシやハリが出てくるのはこの時期です。産毛のように細い状態から、長くて力強い毛に成長していきます。

【退行期】
まつ毛の成長がストップし、抜ける準備が始まる時期です。退行期は、少しの刺激でまつ毛が抜けやすくなっているため、クレンジングやメイクでダメージを与えないように注意してください。

【休止期】
毛が抜けて次のまつ毛が生えてくるまでの期間です。

まつ毛の長さや太さに影響する要因

まつ毛の健康には、約30日間の成長期にまつ毛のケアができているかにかかっています。まつ毛のケアができておらずまつ毛が不健康になると、密度がなくなり折れやすくなる原因になりかねません。鏡で見た際に「短い」「折れ曲がっている」「密度がバラバラ」などが気になる場合は、不健康なまつ毛の可能性が高いでしょう。

また、目元にはまつ毛に栄養を運ぶ毛細血管がありますが、血流が悪くなると栄養不足になってしまいます。また、ビューラーやマスカラなどのアイメイクに加え、日々のクレンジングがダメージになることもあるでしょう。これでは毛根に負担がかかっている状態のため、成長を阻害しかねません。

そのため、健康なまつ毛を増やしたいなら、適切なケアとともに、目元の血行を良くするマッサージや適度な運動がおすすめです。食生活が偏っている方は、バランスが取れた食事をとったりサプリメントを摂取したりと、毎日の食事を変えてみましょう。また、アイメイクは専用のクレンジングを使い、やさしくなでるように落としてください。

まずは生活習慣の見直し！まつ毛を健康的に伸ばす方法

まつ毛伸ばす

成長期のまつ毛を健やかに伸ばしたいなら、生活習慣の見直しがおすすめです。これからご紹介する方法は、今日からすぐに始められるので試してみてください。

栄養バランスの取れた食事をとる

健康なまつ毛を目指すなら、栄養バランスが取れた食事をとると良いでしょう。まつ毛は、食事で摂取した栄養からできているため、バランスが偏っていると栄養不足に陥ることも。以下の栄養素が入った食品をとるようにしましょう。

タンパク質	肉・魚・卵など
亜鉛	牡蠣などの魚介類・豆類など
ビタミンB群	豚肉、レバー、ナッツ、野菜など
ビタミンE	くるみ、アーモンド、落花生など

なお、インスタント食品などは脂質が多く、栄養バランスが偏りやすい食べ物です。まつ毛のケアをしたい方には向かないので、避けると良いでしょう。

ストレスや疲労を軽減し血流を良くする

ストレスや疲労がたまると、まぶたなど目元の毛細血管の血流が悪くなります。そうすると、せっかく摂取した栄養がまつ毛まで届きません。まつ毛に栄養を行き届かせたいなら、ストレスや疲れをため込まないように意識してください。また、ストレスや疲れを感じたときは、マッサージやホットタオルで目元を温めるなど血行を促進すると良いでしょう。

良質な睡眠を心掛ける

入眠から3時間は、まつ毛の成長に必要な成長ホルモンが出る時間帯です。この時間の睡眠の質を上げると、まつ毛を健やかにできるでしょう。
質が高い睡眠のためには、入眠の3時間前には食事を済ませておくことがおすすめです。睡眠中に食べ物を消化していると睡眠の妨げになるため、夕食の時間帯を早めにしておくと良いでしょう。また、寝る前は照明を落とした部屋で過ごし、寝ている間は真っ暗にすると睡眠の妨げになりません。

市販品でまつ毛を伸ばすことは可能？まつ毛美容液の選び方と使用方法

まつ毛伸ばす

市販のまつ毛美容液は「化粧品」に分類されるので、まつ毛にうるおいやコシなどを与えることが目的です。育毛効果はないため、市販のまつ毛美容液では、まつ毛は伸ばせません。
まつ毛美容液によって長さは変わらないものの、まつ毛のうるおいやコシがアップすると存在感が増します。そうすることで、今までよりも立体感のある、ぱっちりした目元を演出してくれるでしょう。まつ毛のハリやコシ不足で悩んでいる方は、まつ毛美容液を試してみてください。

まつ毛ケアの重要性

まつ毛は、常に外気にさらされているためダメージを受けやすく、アイメイクやクレンジングなどで負荷がかかることが多いパーツです。しかし、傷んだまつ毛は修復ができないため、ケアをしないとダメージが蓄積されたままになってしまいます。
加えて、健やかなまつ毛を育てるにはまぶたも一緒にケアするのが重要です。目の周りは皮膚が繊細なため、ケアを怠ると影響が顕著に現れてしまいます。
目元は顔の印象を決めるパーツなので、毎日ケアをしてダメージに負けないまつ毛を手に入れましょう。

まつ毛ケアに効果的な成分と働き

まつ毛美容液を使う際は、保湿成分が入っているかをチェックしてみてください。保湿成分には、まつ毛を保湿して柔軟性をキープしてくれる役割があります。「パンテノール」「ヒアルロン酸」「グリセリン」などがまつ毛美容液に使用される成分です。乾燥から守り、ツヤがある健康的なまつ毛へ導いてくれるでしょう。

他にも、ビタミン・アミノ酸・ミネラルといった栄養成分や、まつ毛を保護するケラチンなどがあります。目指したいまつ毛のイメージや健康状態によって、配合されている成分を選ぶと良いでしょう。

まつ毛美容液の正しい塗り方とタイミング

まつ毛美容液は、商品によって使用回数やタイミングが決められています。そのため、使用時にはパッケージや説明書に書かれた用法・容量を守るようにしましょう。まつ毛美容液は、一日に何度塗っても効果が変わらないどころか、思わぬトラブルを引き起こす原因になりかねません。

期待できる効果と使用上の注意点

市販のまつ毛美容液ではまつ毛を伸ばせませんが、コシやハリを与えることで目元の印象が変わる可能性があるでしょう。メイクやクレンジングで傷んだまつ毛も、まつ毛美容液で健やかな状態を保てます。
なお、まつ毛以外の部分に美容液が付着すると、目の周りの色素沈着や肌荒れなどを引き起こしかねません。皮膚についたら、ティッシュや綿棒でふきとるようにしてください。

まつ毛にハリ・コシが欲しい方におすすめのまつ毛美容液10選！

ハリがある健康的なまつ毛を目指すなら、まつ毛美容液が欠かせません。おすすめのアイテムを厳選したので、チェックしてみてください。

目元にハリとうるおいを与える28種の美容成分を配合したまつ毛美容液です。チップやブラシを使わず指で塗るタイプなので、手軽にケアを続けられます。スキンケアのはじめに、米粒大の美容液を塗ってください。眉毛やまぶたのコンディションも同時に整えてくれるでしょう。

商品詳細はこちら

まつ毛を長く見せたいなら、マツエクという方法もあります。しかし、マツエクを付けるタイミングは慎重に見極めなければいけません。
マツエクは人工毛を専用の接着剤で付けるため、弱った状態の自まつげに多くのエクステを装着すると、ダメージを受けることがあります。また、成長期のまつ毛にエクステを付けると、成長を妨げる原因になりかねません。そのため、成長期のまつ毛を避けて退行期のまつ毛にエクステを装着すると良いでしょう。毛周期を確認し、丁寧に施術をしてくれる技術を持ったサロンを選んでください。

他にも、ぱっちりした目元を手に入れる方法としてラッシュリフトも挙げられますが、まつ毛を美しく保ちたいなら施術を受けた日のケアが重要です。ラッシュリフトをしたまつ毛は乾燥しているので、美容液で丁寧に保護すると良いでしょう。また、ラッシュリフトの効果が続いている間は、ちょっとした刺激でまつ毛が切れてしまうことも。ビューラーや、しっかり擦らないと落ちないようなウォータープルーフマスカラは避けるようにしてください。

まとめ

今回は、まつ毛を伸ばす成長メカニズムやまつ毛のケア方法、マツエクの装着タイミングをご紹介しました。まつ毛美容液を使うと、ハリやコシがあるまつ毛が手に入ります。ただし、目元の皮膚は繊細なため、まつ毛美容液は正しく使わないと肌荒れの原因になることがあるので注意してください。健やかなまつ毛をキープする方法は食生活の見直しなど簡単にできるものもあるので、できるところから始めてみると良いでしょう。

※本記事の内容や価格はすべて、2024年10月時点のものです。最新情報は、公式HP等よりご確認ください。