【2023年】増え続けるカルテどうしてる?最新電子カルテなどおすすめ5選

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マツエクサロンの運営に欠かせない顧客カルテ。お客様の情報や施術内容の確認に、なくてはならないアイテムです。主流なのは紙のカルテですが、保管や管理に悩まされるサロンも多いでしょう。そこでおすすめなのが、電子カルテの導入です。実は今、デジタル化の発展により、電子カルテの技術やサービス内容がより進化。増え続けるカルテ問題を解決する、最新の電子カルテ情報をご紹介します。

顧客カルテにはどんな種類があるかおさらい!

230806最新電子カルテカルテの種類は大きく分けて、紙と電子の2通りあります。それぞれの特徴をおさらいしましょう。

紙のカルテ

マツエクサロンでお客様に手書きで直接記入してもらい、情報を管理する紙のカルテです。紙とペンだけで顧客管理ができる、シンプルかつアナログな方法です。しかし紙のカルテは、お客様の数だけ増えていくので管理が大変。保管スペースの確保や、その都度探す手間や時間が発生します。とくに個人や少人数で運営しているサロンでは、あまり効率的な顧客管理方法とは言えません。

また、紙のカルテは、紛失や誤って破棄してしまうリスクもあります。サロンの信用問題に関わるので、取り扱いには気を付けたいところ。紙のカルテにこだわりがなければ、後述する電子カルテへの切り替えがおすすめです。施術に関係ない業務を減らすことで、技術の向上や、売り上げアップを目指せます。

電子カルテ(アプリも含む)

顧客カルテをパソコンやタブレットなどで作成し、オンライン上で管理するものが電子カルテです。ブラウザ版だけでなく、アプリを利用する電子カルテサービスもあります。電子カルテは、顧客情報が増えてもかさばらないのが最大のメリット。お客様の情報をサクッと検索でき、カルテを探す時間や整理するための労力を軽減します。

また、スタッフ間での情報共有や、次回のカウンセリングに活かすことにも便利。中には写真を保存できるサービスもあり、文字では伝わりにくいディテールや雰囲気なども、記録として残せます。

一方で、データの扱い方には要注意。顧客情報の紛失や、流出のリスクは否めません。電子カルテの導入には、こまめなバックアップや、ログイン履歴の管理は必須。できる対策を講じることが重要です。

マツエクサロンにおすすめの電子カルテ5選

230806最新電子カルテEyeRec(アイレック)

「アイレック」は今までありそうでなかった、アイラッシュ施術者専用の電子カルテです。マツエク・パーマ・眉毛に対応。初期費用0円、月々の利用料は2,480(税別)~と、利用料金も低めに設定されています。

タブレットで手書き入力できる電子カルテが他にもある中、「アイレック」はスマホだけでも利用できるのが特徴です。現役アイラッシュ施術者が監修しており、パソコンが苦手な方でも使いやすい仕様になっています。登録もGoogleアカウントのみで完了するため簡単。もちろんパソコンやタブレットでも利用できます。

カルテの内容は、アイラッシュ施術者の業務に特化しており、専用の入力フォームで簡単に施術の記録を残すことが可能です。また、カウンセリングでは施術に合わせた設問や、注意事項などの同意確認のための専用フォームもあらかじめ搭載されています。

予約システムはありませんが、必要最低限の機能をリーズナブルに利用できるカルテです。個人で経営している方など、小規模なサロンにおすすめです。

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KaruteKun(カルテくん)

「カルテくん」は電子カルテの機能に加え、予約や売り上げデータも管理できます。導入は、専用アプリをダウンロードしてアカウント登録をするだけ。さらに、オプション機能のLINE連携を行うと、レシート送付や、クーポンなどの一斉送信も可能です。

利用料金は、個人サロン向けのシングルプランが月々5,500円(税込)~。複数人サロンの場合は、スタンダードプランの月々11,000円(税込)~となっています。

「カルテくん」は、予約システムと電子カルテが連動しているのが魅力。予約画面から、お客様の施術記録やカルテをすぐにチェックできます。また、便利なレポート機能を標準で搭載しており、売り上げや、失客状況なども確認可能です。

「スマホ1台で、電子カルテだけでなく、経営・会計管理もしたい」「完全ペーパーレスにしたい」といった方におすすめです。

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美歴 BIREKI(ビレキ)

「美歴 BIREKI」は電子カルテをはじめとした、さまざまなサロンワークを一括で管理できます。大手予約ポータルサイトとの連携や、カルテ・予約表と連動した会計システムなど、基本的な機能は網羅。

さらに、サロンで販売する商品のEC機能や、施術スタッフとお客様がやりとりできるメッセージ機能、ポイントカード機能なども充実しています。まさに、かゆいところに手が届くような、きめ細かなサービスの多さが魅力です。

利用料金は、個人サロン向けが月々8,800円(税込)~。複数人が働くサロン向けのチームプランの場合は、月々15,400円(税込)~です。比較的高めですが、提供されているサービスの多さを考えれば納得できるはず。また、機能制限はありますが、無料で利用できるトライアルプランも用意されています。

電子カルテの導入は、お客様とのコミュニケーションが簡略化されがちです。「美歴」ならSNSのような繋がりや、誕生日のお祝いDM送付なども手軽に行えるため、アフターケアも大切にできます。

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CAST FILE(キャストファイル)

「キャストファイル」は月々の利用料金が0円の、フリープランがあるのが最大の魅力です。無料なのに、電子カルテの他、カウンセリングシート、ビフォーアフター写真が残せるなど機能は充実。フリープランでは、約2,000枚までのカルテを管理できます。

顧客データが増えて、容量が足りなくなった場合はビジネスプランへの変更が可能。月々1,980円(税込)で、約10,000枚のカルテが保存できます。さらにその後は、10GBごとにプラス990円(税込)で、約10,000枚ずつ容量の追加が可能です。

一般的に、無料のプランでは利用できる機能は制限されがちです。しかし「キャストファイル」なら、どのプランでもすべての機能が利用可能。直感的に操作しやすく、手書きメモを残せたり、カルテや同意書などのコンテンツを必要なものだけカスタマイズできたりと、自由度が高いことも魅力です。

分かりやすい価格設定とシンプルな機能は初心者にもおすすめ。電子カルテの導入が初めてのサロンでも、気軽に取り入れやすいでしょう。

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Bionly(ビオンリー)

「ビオンリー」は、POSレジシステムと、電子カルテの機能が一体になったサービスです。iPad専用のため、どこでもスマートに操作できます。レジシステムでありながら、お客様をファン化するための機能も豊富。電子カルテに手書きのメモや、来店履歴などを残せます。

予約管理や、データを使った集客対策などの機能も集約。さらに、料金プラン内には、サロン顧客専用アプリも含まれます。アプリを活用すれば、事前カウンセリングやリピート促進などに役立つでしょう。

利用料金は、問い合わせフォームより確認可能。サポート体制が整っているため、導入後に分からないことも気軽に相談できます。遠隔操作や、メール・電話での相談ができ、ITが苦手な方にも安心です。

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SALON BOARD(サロンボード)の顧客管理機能を活用する方法も!

230806最新電子カルテ「サロンボード」は、ネットでの集客に特化した予約・顧客管理システムです。株式会社リクルートが提供しており、自社の予約サイト「HotpepperBeauty」と連携できるのが強み。

「サロンボード」には電子カルテの機能はありませんが、顧客管理機能で代用が可能。お客様の基本情報や、予約履歴、配信済のメールなどを確認できます。主要機能はスマホにも対応しているため、環境に左右されず利用できるのも魅力です。

万が一に備えたセキュリティ対策も万全で、安心感があるのは大手ならでは。レジや集客分析など、ほしい機能もひと通り揃っています。予約サイトへのサロン掲載で、無料で使えるのもうれしいポイントです。

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まとめ

施術の手を止めないためにも、事務的な作業の効率化は重要です。電子カルテを導入すれば、カルテの保管場所の圧迫や、管理する手間から解放されます。シンプルな機能のものから、集客対策などができるものまで、サービス内容はさまざま。導入の際は、料金や使いやすさ、ほしい機能で選ぶと良いでしょう。ぜひ電子カルテを取り入れて、快適なサロンワークを実現させてください。

※本記事のサービス内容や料金はすべて、2023年8月時点のものです。最新情報は、各公式サイトよりご確認ください。

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