2022年目元のトレンドはリフエク!メリットや注意点に装着のポイントも解説
最近インスタでも目にすることが多いリフエク、もうサロンメニューに導入していますか?リフエクメニュー導入によりお客様の選択肢も増えるかもしれません。今回はリフエクのメリットや注意点、施術の流れや装着のポイントについて解説します。ラッシュリフトにデザイン性を加え両方のメリットが得られるリフエクを、ぜひサロンで導入してみてはいかがでしょうか。
そもそもリフエクとは?
リフエクについて確認していきましょう。
ラッシュリフト×エクステ=リフエク!
出典:@tienie_eyelashさん
最近注目を集めるリフエクとは、自まつげをラッシュリフトで上げてからエクステを装着することを指します。ほとんどのサロンでラッシュリフトとマツエクそれぞれのメニューを提供していますが、セットメニューとして導入するサロンも増えているよう。ラッシュリフトとマツエクのメリットを両方得られるとあり、目をパッチリ見せたいお客様に支持されています。
ラッシュリフトをしたあとにまつげ全体にエクステを装着すれば、より華やかな目元を演出。ラッシュリフトで足りない部分をエクステで補い、バランス良く仕上げることもできます。
リフエクは同時施術可能!しかしモチが悪くなる可能性も
ラッシュリフトとマツエクは、同時施術が可能です。しかし、通常のまつげにエクステを装着するよりも、モチが多少悪くなることも理解しておきましょう。
まつげはそもそも弱酸性で、キューティクルに覆われています。ラッシュリフトでキューティクルを開きパーマ液が入りやすくするために使うのが、アルカリ性の力です。ラッシュリフトはまつげをアルカリに変えてパーマ液を染み込ませてカールをつけ、酸性に戻すという流れで施術が行われます。そのため、ラッシュリフトをしたあとのまつげにはアルカリが残っている状態。グルーは酸性のものにくっつく性質があるため、アルカリが強く残っているまつげにはくっつく力が弱くなります。ラッシュリフトをしてまつげに残ったアルカリが消えるのは、通常1週間ほど。そのため、モチという側面から考えると、ラッシュリフトの施術後1週間経ってからエクステを装着するのが理想的です。
ただし、忙しくて頻繁にサロンに足を運べないお客様も多いはず。リフエク同時施術では通常のマツエク施術と比べてモチが悪くなる可能性があることをきちんと伝え、了承を得ることが大切です。
リフエクのメリットとおすすめのお客様は?
出典:@tienie_eyelashさん
リフエクのメリットを理解していきましょう。
リフエクのメリットは?
リフエクのメリットには、以下のような点が挙げられます。
◆瞳にまつげが被らない
◆白目がきれいに見える
◆目が大きく見える
◆まつげが少ない箇所も調整できる
◆まつげの癖を調整しマツエクを楽しむことができる
◆上向きまつげとボリュームという両方のメリットが得られる
自まつげをしっかり上向きにしてからエクステを装着するリフエクは、視界にまつげが被らず、白目がきれいに大きく見えるのが大きなメリット。まつげが短くラッシュリフトだけでは思うような効果が得られない、まつげの一部分がないといったお客様も、マツエクでボリュームを出したりデザインを調整したりできます。このようなメリットをお客様への提案ポイントとして活用すると良いでしょう。また、客単価がアップするというサロン側のメリットもあります。
リフエクがおすすめなのはこんな人!
上記のメリットとデメリットを踏まえて、リフエクを提案したいのは、以下のようなお客様です。
◆まつげの癖でエクステが下がる
◆マツエクをつけてもまつげが視界に被り、目元が重たく感じる
◆ラッシュリフトだけでは物足りない
◆自まつげがまばら、もしくは一部分がない
逆さまつげや下がりまつげのお客様は、「マツエクをしても思うようなデザインになりにくい」、「マツエクをしてもまつげが下がってくるため目元が重たく感じる」といった悩みを抱えている可能性があります。そんなお客様には、リフエクが最適。自まつげを上に向けてからエクステを装着するので、仕上がりがよりきれいになるでしょう。
その他にも、「ラッシュリフトは好きだけど少し物足りない」「ラッシュリフトすると一部分だけ毛がないところがあるのが気になる」といったお客様にも、リフエクがおすすめです。自まつげの長さや細さといったコンプレックスをエクステで補うことができ、理想のデザインに近づけられます。
リフエクの施術で気をつけることは?
リフエクの施術では、どんなことに気をつけると良いのでしょうか。
ポイント①ロッド選び
◆まぶたの形状やまつげの特徴に合わせたロッド選び
◆エクステとロッドのカールの形状を合わせることを念頭に置く
まぶたの厚みや自まつげの長さによりロッドを選定するのは、通常のラッシュリフトの施術と変わりません。例えば、まぶたが腫れぼったいお客様ならLカールロッド、まぶたの厚みがあまりないお客様ならCカールロッドなど、まぶたの形状やまつげの特徴に合わせて選定してください。
ただし、リフエクの場合、エクステとロッドのカールの形状を合わせる必要があります。お客様の好みや希望にもよりますが、エクステを装着して仕上げることを考え、毛先にカール感を出すロッドよりも上に立ち上げる形状のロッドの方がリフエクに向いています。毛先よりも根元がしっかり上がることが重要です。
ポイント⓶エクステのカール
◆エクステ選定はラッシュリフト施術のあと
◆カール感が強すぎないエクステがおすすめ
◆いつもの長さではやりすぎ感が出る可能性もある
エクステ選定は、ラッシュリフト施術のあとがおすすめ。施術前のカウンセリングで希望を聞き、ある程度イメージの共有をする必要はありますが、ラッシュリフトで上がった状態のまつげを見ながらエクステの長さやカールを決めましょう。
普段マツエクをしているお客様に、いつもと同じ長さのエクステを装着してしまうと、長さが出過ぎてしまう可能性があります。また、ある程度長さが出ている自まつげに装着するため、CCカールなどカール感の強いエクステは先端がまぶたの方に向き過ぎてしまうこともあるでしょう。まぶたの形状によっては、エクステがまぶたに接触するかもしれません。見た目が不自然なうえ、モチにも影響を及ぼすため、Jカールなどカールの強すぎないエクステを選定しましょう。お客様の自まつげの癖がある箇所やパーマのかかりが弱い箇所には、Cカールを装着して角度を調整するのも良いかもしれません。
お客様の希望やラッシュリフトのカール感にもよりますが、自まつげよりも1mm~2mmのエクステであればナチュラルに仕上がるでしょう。自まつげが濃いお客様であれば、自まつげと同じ長さのエクステでも印象的に見せることができます。
リフエク施術の流れを押さえよう!
出典:@tienie_eyelashさん
<リフエク施術の流れ>
①ラッシュリフトを施術
②アルカリ除去剤の塗布
③エクステ装着
④トリートメント剤の塗布
⑤美容液コーティング
ラッシュリフトの際は、どのくらい自まつげを上げて見せたいかにより、ロッドの位置が変わります。粘膜を見せるくらいしっかりと上げたいのか、ビューラーで上げたようなナチュラルな上げ具合なのか、お客様により好みは異なるはず。カウンセリングできちんと確認し、ロッドの位置を決めましょう。
自まつげが立ち上がった状態でエクステをつけると、根元が浮きやすくなります。根元をしっかり密着させるよう意識して装着しましょう。装着後はまつげとエクステの角度が合っているかを、正面、サイドから見て確認してください。沿うように装着できていれば接着面もしっかり確保でき、モチも良くなります。
ラッシュリフト施術とエクステ装着の間に、アルカリの残っている自まつげをアルカリ除去剤で酸性に傾けておくのもおすすめです。完全に除去できるわけではありませんが、アルカリを少しでも減らすことで、マツエクのモチを高めることにもなるでしょう。マツエク施術後はトリートメント剤をつけ、ダメージ軽減のため美容液コーティングしておくことも大切です。
▼コーティング剤についてはこちらが参考になります。
ラッシュリフトの施術後はまつげ美容液のケアもおすすめして
ラッシュリフトをしたあとは、少なからず自まつげはダメージを受けています。自まつげを健康に保ってもらいマツエクを継続してもらうためにも、まつげ美容液でのホームケアをおすすめしましょう。
▼美容液についてはこちらをチェックしてみてください。
まとめ
ラッシュリフトでまつげの癖を矯正して立ち上がった状態にしてから、エクステを装着するリフエク。自まつげだけでは叶わないデザイン性をプラスできるとあり、注目を集めています。同時施術はできないと思っているお客様もいるはずです。リフエクメニューを用意しておけば、お客様の選択肢も広がるかもしれません。
この記事を読んだあなたにおすすめの関連記事
220820Ess