【画像解説あり】一重・奥二重の方への立ち上げ系まつげパーマ、仕上がりの説明の仕方は?
近年人気を集めている、パリジェンヌラッシュリフトなどに代表される次世代まつげパーマ。別名をまつげカール、ラッシュリフト、などと呼ぶこともありますが、薬剤やロッドの形状は様々。しかし、共通して“まつげを根元から立ち上げる”ことを目的としているという特徴があります。しかし、重いまぶたの一重や奥二重の方の場合には、「まつげが正面から見えるほどには上がらない…」という可能性があるため注意が必要です。そこで今回は、一重や奥二重の方への立ち上げ系まつげパーマの仕上がり説明の仕方を分かりやすく解説します。
一重や奥二重の場合のラッシュリフト系まつげパーマ
次世代まつげパーマ「パリジェンヌラッシュリフト」とは?
こちらのBeauté記事でも紹介しているように、根元からカールが立ち上がるタイプの次世代まつげパーマです。
まつげが長く見えるようなベストな形が作れ、まぶたのリフトアップ効果もあるなど、メリットが多く“ナチュラルに盛れる”ということで人気が高まっています。
次世代まつげパーマの多くはロッド式が採用されており、まつげ1本1本を専用のロッドにあててパーマ液をつけて、まつげパーマをかける技術です。薬品の進歩により、従来のまつげパーマと比較すると、自まつげを傷めにくく、パーマも長持ちするようになったとして安全性を謳うメーカーも増えているのが現状です。
ラッシュリフトは一重や奥二重のまぶたとは相性が悪い?
しかし、重いまぶたの一重や奥二重の方へ施術した場合に、「二重の方と比較するとまつげが正面から見えるほどにカールが上がって見えない…」という経験をした人もいるのではないでしょうか。重いまぶたの一重や奥二重の方の場合は、まぶたにまつげが押されてしまうことが原因で、まつげの立ち上がりを感じにくくなっている可能性があります。そのような場合、「まつげがしっかり上がると聞いていたのに、思っていた仕上がりと違う…」となってしまうと、クレームに繋がる恐れもあるので注意が必要です。
一重や奥二重の方へラッシュリフトを施術する場合は、カウンセリングの際からしっかりと仕上がりの説明をしておくことが重要なポイント。二重の方との仕上がりの違いはもちろんですが、一重や奥二重の方がラッシュリフトを施術した場合のメリットもあるのでしっかりとお伝えしましょう。
一重や奥二重の方へラッシュリフトをするメリット
まつげの立ち上がりに関しては、二重の方よりは感じにくいかもしれませんが、もともとの自まつげの角度よりは上がっているため、目にかかっていたまつげがかからなくなって目が大きく見えたりします。また、目に光が入りやすくなる、白眼の範囲が広く見えるという効果も感じられるはずです。そのため、ラッシュリフトは一重や奥二重の方にもおすすめしたいまつげパーマといえるでしょう。
【画像で検証】一重や奥二重の方へのラッシュリフト
ここからは、一重や奥二重の方に施術した場合のラッシュリフトの実例を紹介し、二重の方に施術した場合のラッシュリフトとの違いを検証していきます。
【一重や奥二重の方】ラッシュリフトの実例
Beaute撮影
一重や奥二重の方の場合は、まぶたでまつげが押されてしまうので、正面から上がったまつげが見えにくくなる方も多いです。しかし、横から撮影した画像を見てわかるように、目にかかったまつげがかからなくはなっています。そのため、白眼の範囲は広くなり、視界も広がって見えるようになるでしょう。
Beaute撮影
こちらが正面から見た画像です。施術前(画像上)は、まぶたにまつげが埋もれているように見えます。しかし、ラッシュリフトを施術した後(画像下)は、根元からまつげを上げたことによるリフトアップ効果で、まつげの毛先が正面から見えるようになりました。
こちらの画像は、奥二重の方に「パリジェンヌラッシュリフト」を施術した実例です。
このように奥二重の方でも自まつげの長さがしっかりある場合、自まつげの存在感をアップさせて目元をパッチリ見せることができます。
施術前の上側の画像と施術後の下側の画像を比較すると、自まつげが長くなったように感じられ、華やかさもアップしていますね。
こちらも奥二重の方にパリジェンヌラッシュリフトを施術した実例です。根元からしっかり自まつげを上げているため、目元にまつげの影ができず、白眼が大きく見えるようになっています。自まつげを活かした技術なので、マツエクよりもナチュラルに見えるのも魅力です。
【二重の方】ラッシュリフトの実例
こちらは、パリジェンヌラッシュリフトを二重の方に施術した実例の正面から見た画像です。正面から見ると、よりまぶたがリフトアップした状態がわかる上に、二重のラインの上の辺りまでまつげが上がり、目力もアップし視界が広がっていることがわかります。
パリジェンヌラッシュリフトを二重の方に施術した実例を、下側から撮影した画像も見てみると、根元からまつげがまっすぐ上がっている状態が一目瞭然です。
やはり、二重の方の方が一重や奥二重の方よりも、ラッシュリフトの効果をわかりやすく感じられます。
ここまで、一重・奥二重・二重の方のラッシュリフト実例を紹介しました。やはり一重・奥二重の方の場合、二重の方と比較すると効果を感じにくいかもしれませんが、施術後の画像を見ると明らかに目元の印象が変化していることがわかります。
特に
- 横から見たとき
- 白目への光の入り方
などが特徴的なので、この点をしっかりとお客様に伝えることが重要と言えるでしょう。
まとめ
一重や奥二重の方は、立ち上げ系まつげパーマを取り入れても、まぶたの厚みで効果を感じにくいかもしれません。しかし、根元からグッと自まつげを立ち上げることで、「自まつげの角度が上がる・目が大きく見える・目に光が入りやすくなる・白眼が大きく見える」という効果を感じられることが分かりました。事前のカウンセリングの際にその点をしっかりと伝えることで、仕上がりイメージに過度な期待を持たれないようにご調整し、その上で変化感を感じてもらえるよう横からの角度などをみていただく工夫などができると良いですね。201210Eym