【まつげパーマ】自まつげが長くてロッドからはみ出す場合の対策とは?
マツエクサロンにおいて、マツエクと同様に人気を集めているまつげパーマ。さまざまなお客様が来店する中で、「自まつげが長くてロッドからはみ出してしまう…」という経験をしたアイリストもいるのではないでしょうか?そこで今回は、ロッドからまつげがはみ出してしまうほど自まつげが長いお客様への対処法とおすすめの商品も紹介します。
長いまつげにまつげパーマ、起こりやすい悩みって?
日本人女性のまつげの長さの平均は6.8mm、欧米人の場合は平均8.1mmと言われています。そのため、日本人女性で8mm以上の長さがある場合は、自まつげが長いと言えるでしょう。
自まつげが8mm以上の長さがある方がまつげパーマをかけると、平均的なまつげの長さの方よりもまつげが上がりすぎて、びっくりした印象になりがち。特に、自まつげが長い方がしっかりとカールを上げた場合は、まつげがまぶたに張りついてしまう…という事例もあるようです。
過去記事で紹介したことがありますが、多くのサロンでロッド式が採用されています。まつげパーマのロッドに貼りつけるようにまつげをあて、パーマ液をまつげに浸け置きしたあと、液を落としてアフターケアするのがまつげパーマの工程です。
まつげパーマはただまつげを上げるだけでなく、思いっきり根元からまつげを立ち上げる「立ち上がり系」や、毛先に丸みを出す「カール用」など、お客様の希望に合わせて使用するロッドの形状もさまざま。
自まつげの長いお客様に対してロッドの選定をする際は、希望するデザインに加え、最も長いまつげの部分がロッドに収まるサイズのものを選ぶ必要があります。まつげパーマの施術の際は、どこまでカール液をつけるのか、という点も重要なポイント。
自まつげが長く、カール剤がついた状態でロッドからはみ出してしまうと、そのかたちのままカールがかかってしまう恐れがあります。最悪の場合、ロッドからはみ出したまつげの先端部分が折れ曲がった状態で仕上がるので注意が必要です。
長いまつげには大きいサイズのロッドがおすすめ!
自まつげが長くてロッドからはみ出す場合の対策として有効なのは、「ロッドをサイズの大きいものに変更する」というシンプルな方法です。
過去記事でも紹介したことがありますが、一般的にまつげパーマのロッドは、「まつげの短い方=S・普通の長さ=M・長い方=L・とても長い方=LL」と幅広く用意されています。選ぶ際は、まつげがロッドからはみ出さない最適なサイズをチョイスしましょう。あとは、仕上がりのイメージ・まぶたの幅などに合わせて調整します。
さまざまなまつげパーマ用のロッドがありますが、中にはまつげが長い方向けに作られた大きいサイズのロッドも販売されているので見ていきましょう。
L~LLサイズのロッド
画像元:アイラッシュガレージ
【BEAUTY PRODUCTS】ラッシュリフト カールスタイルロッド<LDカール>は、肌に吸いつくような特殊シリコン製で、中央から丸みと厚みがややあるロッド。しっかりまつげを立ち上がらせたい場合におすすめです。
「SS・S・M・L・LL」のサイズがあり、Lサイズは縦7.8mm・LLサイズは縦8.1mmなので自まつげが長めの方にピッタリ。
【BEAUTY PRODUCTS】ラッシュリフト カールスタイルロッド<LDカール>について詳しくはこちら
画像元:アイラッシュガレージ
【テクニコ】PERSH ラッシュリフト用ロットは、マシュマロのような柔らかさのドルチェロット。Cカール+ややリフトアップの形状になっています。
サイズは、「SS・S・M・L・LL」と用意されており、自まつげが長い方には、縦8mmのLサイズからLLサイズがおすすめです。サイズによってカラーが異なるため、使用するロッドを間違える心配もありません。
まつげを上げながら、毛先にクルンとカールをプラスできます。
【テクニコ】PERSH ラッシュリフト用ロット<ドルチェ>5種セットについて詳しくはこちら
XLサイズのロッド
画像元:アイラッシュガレージ
こちらの【テクニコ】PERSH ラッシュリフト用ロット<キュート>単サイズ XLは、マツエクのCカールに似た形状を作ることができるキュートデザインのロッドです。巻くと緩やかなカールを再現できます。
自まつげの長い方には、縦9mmで最も大きなXLサイズがおすすめです。また、同じシリーズで縦8mmのLサイズもあるので、そちらでも良いでしょう。
【テクニコ】PERSH ラッシュリフト用ロット<キュート>単サイズ XLついて詳しくはこちら
3Lサイズもある
画像元:アイラッシュガレージ
今までにない3Lサイズのビッグロッドも販売されています。目頭側は幅8mm、目尻側は幅10mmのサイズ感です。こちらのレインボーロット【3L】は、お客様のサイズに合わせてカットして使用するタイプ。使い捨てなので衛生的です。
ロッドサイズの他にも対策方法いろいろ
自まつげが長くてロッドからはみ出す場合、大きいサイズのロッドで対策する必要があると紹介しましたが、ロッドの形状についてもいくつか選び方のポイントがあります。また、ロッド以外にも、ロッド毛先にカール剤が浸透しないようにするガードクリームもあるようです。ここからは、形状別のロッドの種類やガードクリームについて解説していきます。
【立ち上げ系】まつげパーマロッド
画像元:楽天市場
まつげにフィットする柔らかいシリコンロッドです。こちらは、サイズ「SS・S・M・L・LL」の中から選ぶことができます。根元がしっかり立ち上がり、毛先はカールがつく形状なので、自まつげが長い方にもおすすめです。
ロッドには溝がついているタイプなので、まつげが並べやすくワインディングが簡単な上に、下まつげにも使用可能!
【カール用】まつげパーマロッド
画像元:楽天市場
シリコンより柔らかいラヴァロン製のカール用BBガールズロッド。こちらは、オリジナル特許設計になっており、正面押さえ部分がはさめるためズレにくく、施術のしやすさも魅力。
閉じた目で合うカーブで目頭から目尻までピッタリし、指で簡単にロッドのカーブをかけることができます。ロッドの巻き上げ部分には丸みがある形状で、サイズも「SS・S・M・L・LL」から選べるため自まつげが長い方にも最適です。
ロッドは、丸み部分で根元からクルンと自然なカールに仕上がります。マスカラがまぶたにつかないようにしたい方や、まぶたの重い方、重い奥二重の方、目がでているという方にもおすすめです。
【毛先の保護】ガードクリーム
画像元:楽天市場
自まつげの長い方には、毛先にカール剤が浸透しないように保護するガードクリームもおすすめです。通常通りまつげパーマロッドに巻き上げが終わったあとに、毛先を保護するように塗布します。
1液を塗布する前に、ブラシを使いガードクリームをまつげの毛先1~2mmの部分に塗るのがポイントです。ガードクリームを塗った部分はセッティング剤が浸透しないため、まつげパーマによる縮れ防止にも繋がります。
まとめ
まつ毛パーマで自まつげが長くてロッドからはみ出す場合の対策としては、大きなサイズのロッドを選ぶか、ガードクリームを活用する方法があることが分かりました。ロッドを選定する際は、大きさだけでなく立ち上がり系やカール用の形状を選び、ロッド内にまつげが収まるように調整してみましょう。201209Eym