【動画解説】まつげパーマの巻き上げの基本をチェック!方法とコツも公開

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次世代まつげパーマのパリジェンヌラッシュリフトの人気を筆頭に、まつげパーマ人気が再燃中!今までマツエクの施術がメインだったアイラッシュ施術者も、まつげパーマの技術が必要になり、「ロッドを使った巻き上げが難しい…」と感じている人も少なくないはず。そこで今回は、まつげパーマの巻き上げの基本を動画で解説していきます。

まつげパーマの巻き上げとは?

まつげパーマには、ロッド式とビューラー式の2種類があり、最近の主流となっているのがロッド式になります。ロッド式の場合は、お客様のまつげの長さ・まぶたの形に合わせてロッドを選定するところからスタート。そこから、選定したロッドに自まつげを1本ずつ巻き上げ、専用の薬剤を塗布していきます。ロッドの種類によって仕上がりのカールやデザインもさまざまなので、お客様の希望するカールに適したロッドを選んで施術を行います。トレンドの次世代まつげパーマの場合は、まつげをしっかりと根元から立ち上げるのが特徴です。ロッドに1本ずつ自まつげを巻き上げるため、生えグセを整えるなどの細かな調整も可能

ロッドを選定する際は、素材・サイズ・形状・使用する部位によっての使い分けが重要です。素材に関しては、シリコンタイプと粘着タイプがあります。最近では、まぶたに沿いやすく初心者でも扱いやすいシリコンタイプが主流です。シリコンタイプなら繰り返し洗って使えるエコな商品も販売されていますが、最近は衛生面を考慮して使い捨てタイプを使用しているサロンが多いようです。サイズは、一般的なまつげパーマのロッドの場合、S・M・Lなどいくつか展開しており、お客様のまつげの長さやまぶたの形に合わせて選びます。ロッドの形状は、メーカーによっても異なりますが、スリット入り・半円型・ワイヤー入り・カットして使えるものなどさまざまです。そのため、あらゆるお客様の希望に添えるように、いくつかの種類をそろえておくと安心。また、ロッドは、上まつげ用・下まつげ用など、部位別でも販売されています。

【動画解説】まつげパーマの巻き上げのコツを動画で紹介

まつげパーマの施術の中で難しいと言われるのが、ロッドを使った巻き上げです。まずは、実際にまつげパーマの巻き上げを行っている動画を見ていきましょう。

ここからは、動画で紹介しているまつげパーマの巻き上げのやり方のコツについて解説していきます。マツエクと同様に、まつげパーマを施術する自まつげには、マスカラ・コーティング・ビューラーなどをしていない状態が基本です。

【動画解説】まつげパーマの巻き上げの方法

1.グルーを塗布し、まつげの巻き上げを開始

事前に、サージカルテープやアイシートなどを使い、下まつげをとめておきます。さらに、まつげの油分をプライマーで拭き取り、まつげを綺麗な状態にしておきましょう。オプションメニューとして、アイシャンプーを提案できるとより良い状態で施術に入れます。そして、まつげを巻き上げるためのロッドをまつげの生え際にセットしてから施術開始です。

まず、まつげパーマ用グルーをロッドの表面に塗布し、ブラシやプレートを使用して自まつげをコーミングしながら、ロッドに巻き上げていきます。まつげパーマ用のグルーは、マツエクのグルーと違い、つけまつげを接着する際に使うまつげのりのようなものです。ロッドには、仮止めの要領で自まつげを貼り付けておき、その後ブラシやプレートを使って1本1本巻き上げていくのがポイント!ブラシやプレートの代わりに、マイクロブラシ・ツイザー・巻き上げ用のピックなどを使用しても良いでしょう。いくつか試して、自分の使いやすいものを見つけてみましょう。

<ポイント>ロッドが動かないように利き手と反対の手でロッドを軽く押さえる
ロッドが動いてしまうと、綺麗なパーマがかかりません。まつげパーマの巻き上げ中は、ロッドを固定して、動かないように利き手と反対の手でロッドを軽く押さえておきましょう。

2.まつげが重ならないように平らに真っすぐ引き上げる

まつげパーマの巻き上げでは、まつげが重ならないように、平らに真っすぐロッドに沿わせて毛先まで引き上げましょう。髪の毛のパーマと同じように、まつげの根元からテンションをかけて持ち上げるイメージが大切です。特に、次世代まつげパーマの場合は、テンションが緩い状態だとしっかり立ち上がった仕上がりにならないので、テンションをかけることを意識しましょう。

このときに注意したいのが、まぶたはしっかり固定した状態でまつげのみをロッドに巻き上げること。もしも、まぶたの粘膜を引き上げた状態でまつげパーマをかけてしまうと、まつげの角度が上がりすぎた仕上がりになってしまいます。すると、お客様の要望に沿った仕上がりではない上に、クレームまで発生してしまう可能性もあるので注意が必要です。

特に次世代まつげパーマの場合は、まつげをカールさせるというよりは、まつげを根元から立ち上げるという特性があるので要注意。粘膜を引き上げた状態で巻き上げてしまうと、まつげパーマ自体がかからず失敗してしまう可能性もあります。そのため、まつげパーマの巻き上げをする際は必ず、自まつげのみを巻き上げているのかを確認するように意識して施術を行いましょう

3.グルーが固まった際はグルーを追加で塗布する

グルーが固まってしまった場合は、再びグルーを塗布して湿らせましょう。さらに、裏ワザとして精製水をつけてあげるのもアリ精製水をつけて水分を増やすことで、グルーが扱いやすくなり、自まつげも馴染みやすくなります。まつげパーマ用のグルーは、粘度が強めのものから、粘度が弱めのものまで種類もさまざま。粘度が強めのタイプをメインで使用し、粘度が弱めのタイプは手直しで使用するなど、使い分けるのもおすすめです。

4.短い毛をグルーで固めて再度巻き上げる

健康毛の巻き上げが完了したら、巻き上げられなかった短い毛をグルーで固めて再度巻き上げていきます。動画にもあるように、まずは長さがしっかりある健康毛を巻き上げておきます。特に産毛などの短いまつげは、最初巻き上げられずハネルことが多いので注意が必要です。短いまつげの場合は、再びグルーを塗布して固めて、再度巻き上げます。

5.2剤塗布

まつげの巻き上げが完了したら、2剤を塗布します。グルーのようにまつげパーマの2剤にもさまざまな種類があります。柔らかいタイプの2剤の場合は、液ダレしてしまう恐れあるので注意が必要。実際に液ダレしてしまうと、お客様の目に染みてしまう場合もあるので気をつけましょう。おすすめなのは、動画で使用されているような、固めのクリームタイプの2剤です。

6.ペーパーで巻き上げできなかった毛を引き上げる

ステップ4で、短い毛を再度巻き上げましたが、それでも巻き上げ切れなかった短いまつげに関しては、最後にペーパーを使用して貼り付けるように巻き上げましょう。

【おさらい】解説を踏まえて動画を再チェック!

ここまでの解説を読んだうえで、再度巻き上げの方法の動画を見ながらコツをおさらいしてみましょう。

まとめ

まつげパーマの巻き上げは、細かな作業も多いですが、コツを掴むことでスムーズに進めることができます。まつげパーマの巻き上げを行う際は、グルーが固まってきたら再度塗布して、まつげを扱いやすくすることと、粘膜は引き上げず自まつげのみを上げることが重要です。ぜひ今回の動画解説を参考に、的確にロッドを使った巻き上げを行い、美しい仕上がりのまつげパーマでお客様の満足度をアップさせましょう。211130Eym

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