パリエクお悩み解決!パリのかかり具合に差があるときのエクステ選定のコツ
パリジェンヌラッシュリフトにマツエクを組み合わせたメニュー「パリエク」が大ヒット中。導入サロンも日に日に増えています。パリエクは、80度立ち上げたまつげにエクステをプラスして印象的な目元を作り上げるメニューですが、まつげによってカールのかかり具合が異なることも。そんなときに迷うのがエクステの選定です。この記事では、パリエクでバランスのとれた目元を演出する際のエクステ選定のコツをご紹介していきます。
パリエクのエクステ選定の基本とは
パリエクは、パッチリとした目元が手に入る、モチが良い、自まつげのクセをカバーできる、といった面からお客様から注目されている人気のメニュー。次世代まつげパーマのパリジェンヌラッシュリフトによって、立ち上がったまつげにエクステを施していくので、 華やかな印象になる点が特徴です。その反面、通常のマツエク感覚でエクステを選定して施術すると、「やりすぎ感」が出てしまうことも…。パリエクでのエクステ選定には少し気をつけたいポイントがあります。まずは、パリエクでのエクステ選定の基本をご紹介していきましょう。
エクステ選定の基本1:パリエクのエクステはJカールが基本
パリエクでは、パリジェンヌラッシュリフトで80度に立ち上がったまつげにエクステをつけていきます。すでにまつげがパッチリと上を向いた状態なので、カールが強いエクステは適していません。パリエクでのエクステ選定は Jカールが基本と覚えておきましょう。選定エクステのカールが強すぎると、まぶたにくるんとカールしたエクステの先端が接触し、不自然な仕上がりになってしまうので注意が必要です。
ただし、カールのかかり具合やお客様の目元の好みによってはCカールも装着できる場合があります。最終的な判断はカール後にすると良いでしょう。
エクステ選定の基本2:ナチュラルに見える長さは自まつげプラス1mm~2mm
パリエクはまつげの長さが強調されやすい施術です。立ち上がったまつげに通常のマツエク感覚で長めのエクステを装着すると、まつげが眉毛にまで達して不自然さが際立ってしまうことがあります。パリエクの際は、自まつげプラス1mm~2mmの長さを意識してエクステを選ぶと上品な仕上がりになるでしょう。
ちなみに、日頃からマツエクをしているお客様であれば、以下の長さも参考にしてください。施術の目安としては、通常のマツエクでCカール11mm~12mmのデザインを好むお客様であれば、パリエクの場合はJカール6mm~7mmで施術するとふだんのマツエクに近い仕上がりとなります。CCカール13mmといった目元を強調したデザインが好みのお客様なら、パリエクでJカール8mm~9mmを選定してもやりすぎと感じにくいでしょう。
エクステ選定の基本3:太すぎないエクステ&シングル・フラットラッシュがおすすめ
エクステの太さや毛質も仕上がりを左右します。太さは1.0mmほど、またはそれ以下を選ぶとまつげパーマ+マスカラを塗ったような、無理のない範囲で華やかさを演出できます。
パリエクの場合は、ボリュームラッシュなど存在感のあるエクステを選ぶと派手さが出やすいので、シングルラッシュやフラットラッシュでナチュラルに仕上げるのがおすすめ。
エクステ選定の基本4:エクステ選定の最終判断はカール後に!
ここまではパリエクにおけるマツエク選定の基本をご紹介してきましたが、すべてがこれに当てはまるとは限りません。お客様のまつげには個人差があり、パリジェンヌラッシュリフトがかかりにくいまつげもあるでしょう。エクステ選定の際は、施術前の段階でイメージを固定せず、パリジェンヌラッシュリフトで立ち上がった状態のまつげを見て最終判断しましょう。立ち上がったまつげと眉毛との距離感、カールのかかり具合を見てエクステを選定するのがパリエクを美しく仕上げるポイントです。
カールのかかり具合に差がある場合は?エクステ選定のコツをチェック!
カールがしっかりとかかったまつげと、そうでないまつげが混在しているときは、どう対応したら良いのでしょうか…?ここからは、カールのかかり具合に差があるときのエクステ選定のコツをご紹介していきます。
エクステ選定のコツ1:カールがゆるいまつげはC・CC・Lカールエクステで調節を
パリエクの際は、カールがお客様のまつげ1本1本に均一にかかることが理想ですが、お客様の自まつげの毛質や長さによって、かかり方に差が出てしまうのは仕方がないことです。カールがかかりにくいまつげがあるときは、CカールやCCカール、Lカールエクステを使用して全体のバランスが整うよう調節していきましょう。
カールがしっかりとかかったまつげにJカールエクステを施すことをベースとするなら、少しカールがゆるいと感じるまつげにはCカールエクステを。それでもそろわない場合はCCカールエクステを選定します。カールが思うようにかからなかったまつげにはLカールエクステを施して、目元全体のまつげの上がり方がそろうよう、バランスを整えていきましょう。
エクステ選定のコツ2: CカールやCCカールエクステをつけるならベースより長めをセレクト
CカールやCCカールエクステは、パリエクにおいてJカールエクステよりも長さが強調されにくい特徴があります。くるんとカールしている分、長めのエクステを選定しなければ、しっかりと立ち上がったJカールエクステを施したまつげと長さがそろいません。CカールやCCカールエクステを加える場合、ベースのエクステの長さプラス1mm~6mmの範囲を目安に選定すると自然です。基本はプラス1mm~3mmですが、自まつげが短い部分には6mmなど長めのエクステを施すケースもあります。
自まつげの長さが他のまつげと同じ程度であれば、プラス1mmから様子を見て合わせていきましょう。Cカールならベースのエクステの長さプラス1mm~2mm、CCカールならプラス2mm~3mmで調節していくのがおすすめです。たとえば、パリエクでJカール6mm~7mmのエクステを施していくとしましょう。このケースでパリジェンヌラッシュリフトのかかりがゆるいまつげにCカールエクステをつけるなら、7mm~9mmの長さを選び、バランスを見ながら施術していきます。
<エクステ選定の目安>
|
カールと長さの目安 |
ふだんのマツエク |
Cカール 11mm~12mm |
パリエク |
Jカール 6mm~7mm |
パリエク ※カールがゆるいとき |
Cカールなら 7mm~9mm目安 CCカールなら 8mm~10mm目安 |
意識してモチもアップ!パリエク施術のコツもしっかりおさえよう
最後に、パリエクでエクステを施す際のコツを2つご紹介しましょう。これらを意識することでモチがアップします。
- パリエク施術のコツ1:まつげとエクステの根元をしっかりと密着させる
- パリエク施術のコツ2:接着面を多くとる
パリエクでは、自まつげが立ち上がった状態でエクステをつけるので、根元が浮きやすい特徴があります。まずはしっかりとまつげとエクステの根元を密着させるよう意識しましょう。さらに、カールした自まつげにエクステをつける際は、接着面を十分にとることもポイント。丁寧な施術を心掛けることで、モチが格段にアップします。
まとめ
パリエクでカールがしっかりとかかったまつげと、そうでないまつげが混在しているときは、基本のJカールエクステに加えてC・CC・Lカールエクステで調節をしていきましょう。CカールやCCカールエクステを組み合わせる際は、ベースのJカールエクステよりプラス1mm~6mmの範囲で長めをセレクトするのがポイントです。パリジェンヌラッシュリフトで立ち上げたまつげを確認し、バランスを見ながら選定していけばきっと満足いく仕上がりとなるでしょう。パリエク施術の際は、エクステの根元を密着させること、接着面を十分に確保することも忘れずに。220128Esm