【動画解説】ツイザー装着型・リング型のエアーコンプレッサーの使い方
マツエク施術時にまつげにピンポイントで風を送ることができるエアーコンプレッサーは、常備しておくと便利なアイテム。導入サロンも増えているようです。そこで、本記事では「【動画】エアーコンプレッサー!ツイザー装着型とリング型の使い方を解説!」とともに、ツイザー装着型、リング型、それぞれのエアーコンプレッサーの使い方をご紹介します。エアーコンプレッサーの使い方のコツを掴んで施術効率をアップさせましょう!
エアーコンプレッサーのメリット
マツエク施術用のエアーコンプレッサーは、狙った部分に電動で風をあてることができるアイテム。おもに以下の目的で使用します。
<エアーコンプレッサーの使用目的>
- グルーの揮発成分を飛ばす
- グルーの硬化を促す
使用目的はエアポンプやドライヤーなどと基本的に同じですが、エアーコンプレッサーならではのメリットもあるので確認していきましょう!
<エアーコンプレッサーのメリット>
- マツエク施術に適した風量で送風できる
- ノズルが細いので、ピンポイントで風をあてることができる
- フットペダルを踏むだけで簡単に送風できる
- ツイザーや指に装着して使用するので、エアポンプと異なりわざわざ持ち換える必要がなく、施術の時短が期待できる
エアーコンプレッサーを取り入れると、エクステを1本装着するごとに電動で送風し、グルーの揮発成分を飛ばしながら施術することができます。グルーの硬化を促しながら施術できるので、装着時にツイザーでエクステを支える時間の短縮が可能。また、エアポンプのように使用時に持ち替える必要がないので、作業効率もアップします。
さらにグルーを早く硬化させることができるので、デザインを崩すことなく最後までスムーズにマツエク装着できるのもメリットです。
マツエク施術用のエアーコンプレッサーには「ツイザー装着型」と「リング型」があります。ここからはそれぞれの特徴を分かりやすく解説していきましょう。
ピンポイントで送風しやすい!「ツイザー装着型」のエアーコンプレッサー
「ツイザー装着型」のエアーコンプレッサーとは、ノズルをツイザーにセットするタイプのエアーコンプレッサーです。メリットとデメリットに分けて特徴をご紹介します。
<ツイザー装着型のエアーコンプレッサーのメリット>
- ツイザーの刃先に向かって送風されるので、風があたる場所が分かりやすい
- ツイザーでまつげをかき分けながら、まつげの根元を狙って送風できる
- 仕上げ後の確認や本数チェックと同時に送風できる
ツイザー装着型のエアーコンプレッサーのおすすめポイントは、狙った部分に風をあてやすいところです。常に刃先に向かって風が出るので、テクニック不要でピンポイントに送風できます。また、仕上げチェック時など、ツイザーでマツエクをかき分けながら送風できるのもメリットです。
<ツイザー装着型のエアーコンプレッサーのデメリット>
- ツイザーに重みを感じることがあり、慣れるまでに少し時間がかかる
- ツイザーの刃先をお客様の目元に向ける必要があるため、安全には十分に留意が必要
ツイザーにノズルを装着すると「手元に重みを感じる」「ツイザーが持っていかれる」といった違和感を覚えることがあります。ツイザーに風を送るチューブがつながるので、操作性の面で慣れるまでに少し時間が必要でしょう。また、送風するにはツイザーの刃先をお客様に向ける必要があるため、間違えてお客様の目元を傷つけないよう常に細心の注意を払うことも大切です。
直接指に装着するから扱いやすい!「リング型」のエアーコンプレッサー
「リング型」のエアーコンプレッサーとは、ノズルを指に装着して使用するエアーコンプレッサーです。メリットとデメリットはこちら。
<リング型のエアーコンプレッサーのメリット>
- 直接指に装着するので動かしやすく扱いやすい
- 安全に使用できる
リング型のエアーコンプレッサーは、扱いやすさが最大のメリット。直接指に装着するのでツイザーを持っていかれることなく施術ができ、送風する向きの細かな調整もしやすいでしょう。また、ツイザーの刃先をお客様の目元に向ける必要なく送風できるため、ツイザー装着型と比較してお客様への安全上のリスクが低いポイントも魅力です。
<リング型のエアーコンプレッサーのデメリット>
- 慣れるまでは狙った場所に送風するのが難しい
リング型のエアーコンプレッサーは、送風先の微細な調整がしやすい反面、「指をどう動かすとどこに風があたる」といった感覚を掴むまでは、狙った場所に送風するのが難しいのが特徴です。
基本的に風はリングを装着した指の指先方向に流れますが、事前に練習を重ねて扱い方をマスターしておくと安心。まつげの裏側にエアーコンプレッサーを装着していない手の指を置き、風があたっているか確認しながら送風する、狙った部分の直線上の下まつげが揺れているか見ながら送風する、といった練習方法が有効です。
【動画で解説】エアーコンプレッサーの使い方!
ここからは、「【動画】エアーコンプレッサー!ツイザー装着型とリング型の使い方を解説!」を見ながら、エアーコンプレッサーの使用方法やコツを分かりやすくご紹介していきましょう。
「ツイザー装着型」も「リング型」も、基本的な使用方法は以下の流れとなります。
<基本の使用方法>
- エアーコンプレッサー装着
- エクステを装着するごとに送風
- 仕上げ時に送風
それでは、それぞれの使用方法を動画でご確認ください。
ツイザー装着型のエアーコンプレッサーの使用方法
- ツイザーにエアーコンプレッサーを装着
利き手と反対側の手で持つ「かき分け用」のツイザーに装着すると扱いやすいでしょう。 - エクステを1本装着するごとに送風
付属のフットペダルを踏むと風が出ます。ツイザーでまつげをかき分けて1本装着するごとに揮発成分を飛ばしていきましょう。
- 施術の仕上げに送風
すべてのエクステ装着後にエアーコンプレッサーで送風してグルーの硬化を促します。
ツイザー装着型ならエクステの本数や巻き込みをチェックしながらの送風が可能!施術の時短が期待できますよ。
リング型のエアーコンプレッサーの使用方法
- 指にエアーコンプレッサーを装着
指に付属のリングをはめてノズルを装着します。利き手の中指や薬指に装着するアイラッシュ施術者が多いようです。 - エクステを1本装着するごとに送風
付属のフットペダルを踏むと風が出ます。1本装着するごとにリングをはめた指をまつげの根元に向けて揮発成分を飛ばしましょう。
- 施術の仕上げに送風
すべてのエクステ装着後に送風してグルーの硬化を促します。フットペダルを踏みながら手元を左右に小刻みに動かすだけでOKです。
ツイザー装着型やリング型エアーコンプレッサーで効率アップ
ツイザー装着型やリング型のエアーコンプレッサーを導入することで、マツエク施術時に効率良く揮発成分を飛ばし、スムーズにグルーを硬化させることができます。エアポンプを使用するよりも時短や仕上がりの良さが期待できる便利なアイテムです。エアーコンプレッサーを導入する際に、ツイザー装着型とリング型、どちらがサロンに適しているか迷うアイラッシュ施術者も多いでしょう。ぜひ、今回ご紹介したそれぞれのメリット・デメリットや動画を、サロンに適した製品を選ぶ際の一助としてください。
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