【まつげパーマ×マツエク】同時施術のメリットやおすすめデザイン例も紹介
最近人気が高いのは、まつげパーマとマツエクの同時施術です。まつげパーマとマツエク両方のメリットを得られるのが、同時施術の大きな魅力。マツエクのみの施術よりもモチがアップするなど、お客様への訴求ポイントも多いでしょう。今回は、同時施術のメリットや施術の際の注意点について詳しく解説します。インスタで見つけたまつげパーマ×マツエクのデザインもご紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
まつげパーマ×マツエクのメリットとは?
ナチュラルに仕上がるのがまつげパーマの魅力ですが、自まつげが短い、まばらなどといった理由で、まつげパーマだけでは思うような効果が得られないこともあります。ほとんどのアイサロンでは、まつげパーマとマツエクのメニューをそれぞれ提供していますが、セットメニューとして導入するサロンも増えているよう。まつげパーマとマツエクを同時施術するメリットは、以下のような点が挙げられます。
◆まつげのボリュームを調整できる
◆まつげのクセが整う
◆接着面が確保しやすくなりマツエクのモチが良くなる
◆瞳にまつげが被らず目が大きく見える
◆短めのエクステでもボリュームが出て自まつげの負担も減る
まつげパーマとマツエクを同時施術する場合、上向きになったまつげにエクステを装着することになります。装着したエクステのカールが下がりにくく、まつげのクセも矯正できるため、思うような仕上がりが得られやすいのが大きなメリット。装着するエクステとまつげのカール感が合致すれば接着面も確保しやすく、モチも良くなるでしょう。
まばらな箇所を調整したりタレ目に見せたりと、自まつげだけでは叶えることが難しいデザインも可能になります。瞳にまつげが被らないだけで、目を大きく見せる効果もあるでしょう。
また、装着するエクステは短ければ短いほど、自まつげの負担も少なくなります。まつげパーマによって上向きになっているため、普段装着する長さより短くてもメリットのひとつ。
上記のメリットを踏まえて、まつげパーマとマツエクの同時施術をおすすめしたいのは以下のようなお客様です。
◆自まつげにクセがある
◆マツエクのモチを高めたい
◆ナチュラルに仕上げたいけどまつげパーマだけでは物足りない
◆ナチュラルに仕上げたいけどある程度デザイン性も欲しい
まつげのクセを矯正するまつげパーマは、逆さまつげや横向きまつげなど生えグセが気になる人に最適です。特に悩む人の多い逆さまつげも、クセを解消しながら目元にボリュームを出すことができます。
マツエクだけでは自まつげのクセでエクステが下がってしまう、まつげが白目に被り目元が重く見えるといった悩みも解消できるでしょう。接着面を確保しやすいため、マツエクのモチを重視する人にも最適です。
ナチュラルに仕上げたいけど、まつげパーマだけでは目元のボリュームが物足りない、まばらな箇所があるといった場合にも、装着するエクステの本数を抑えるために同時施術をおすすめするのも良いかもしれません。また、まつげパーマだけではデザインの調整に限度がありますが、エクステを装着するのであれば、目じりに長さを出したり黒目の上にボリュームを出したりと、希望の目元に近づけることもできます。
客単価アップにもつながるため、上記のようなお悩みのあるお客様には同時施術をおすすめするのもひとつの方法です。
まつげパーマ×マツエクの注意点も確認!
基本は別々に施術するまつげパーマとマツエクの同時施術には、いくつか注意点があります。
まつげパーマ×マツエクの注意点1.残留アルカリの処理が必要
まつげパーマのあとは、まつげにアルカリ剤が残っている状態です。グルーの成分であるシアノアクリレートはアルカリ濃度が高いと粘度が高くなり、硬化不良を起こす可能性が。そのため、アルカリ剤が残ったままエクステを装着すると、そのときはついているように見えたとしても、硬化不良のためその日の夜や翌日にはパラパラと取れてしまうこともあります。
同時施術する場合は、まつげパーマのあとにアルカリ処理をして前処理剤で油分を取り、ブロアで水分を飛ばすという工程を丁寧に行うことが大切です。アルカリ処理はアイシャンプーで対応できるため、まつげパーマのあとに丁寧にアイシャンプーし、マツエクの施術ができる状態に整えましょう。
まつげパーマ×マツエクの注意点2.装着するエクステの長さを調整して
自まつげがしっかりカールアップされている状態で普段通りの長さのエクステを装着すると、長さが出すぎてしまう可能性があります。また、カール感が強いとエクステの先端がまぶたに当たってしまう可能性も。やりすぎにならないよう、普段よりも短めかつナチュラルなカール感のエクステを選定する必要があります。ナチュラルだけど適度なボリューム感のある目元にしたいなら自まつげと同じくらいの長さに、少し華やかにしたいなら自まつげよりも1~2mm長めを選ぶのがおすすめです。
まつげパーマ×マツエクの注意点3.ロッドとエクステのカール選定
まつげパーマ×マツエクのモチを良くするには、ロッドとエクステのカール感を合わせることが大切です。カール感がマッチすると接着面も広くなり、モチも良くなるでしょう。おすすめは、希望するカール感よりもひとつカールがゆるめのロッドを選ぶこと。まつげパーマのあと、目を一度開けてもらいカール感や長さを調整すると間違いがないでしょう。根元からしっかり立ち上げるまつげパーマは、エクステを装着しにくい可能性もあります。同時施術の場合は、カール感のあるまつげパーマやエクステがおすすめです。
まつげパーマ×マツエクのおすすめデザイン集
最後に、まつげパーマ×マツエクのおすすめデザインをチェックしていきましょう。
こちらは、まつげパーマをしたあとにしっかりと長さのあるエクステを装着。お客様が装着したいエクステに合わせてまつげパーマのロッドを選定した、計算されたデザインです。自まつげが白目にかからず、瞳の印象も3割増し!
出典:@onze_yuzuさん
続いては、まつげパーマのあとに片目40束ずつのマツエクをBIND LOCK®(バインドロック)で装着したデザイン。普段は片目60束ずつをバインドロック®で装着しているそうですが、気になる下がりまつげを解消するため、まつげパーマとエクステの同時施術にしたそう。本数が少なくてもしっかりとボリュームが出ています。
出典:@maruco_nkmrさん
こちらは、まつげパーマのあとにフラットラッシュを片目60本ずつ装着したデザイン。自まつげよりも長めのエクステで、まつげの存在感もかなりアップしています。色味の薄いカラーエクステならしっかり長さを出してもやりすぎ感がありません。カラーで遊べるのもマツエクならではです。
出典:@aya_anchloeさん
まつげパーマのあとに、太さ0.1mmの繊細なエクステを装着したまつげパーマ×マツエクのデザインです。自まつげが増えたかのようなナチュラルさですが、ボリューム感もバッチリ!まつげパーマ派も納得のデザインです。
まとめ
自まつげの長さや量、クセにより、まつげパーマやマツエクだけではお客様の希望のデザインが叶わないこともあります。そんなときには、まつげパーマとマツエクの同時施術を提案してみるのも良いでしょう。単価アップにつながることはもちろん、モチが良くなったりエクステの装着本数を減らせたりと、お客様が魅力に感じるおすすめポイントも多いのが魅力です。同時施術の魅力をうまくお伝えし、提案してみてはいかがでしょうか。
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