【動画解説】まつげパーマの巻き上げ|根元浮きはハンディファンで解決!

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人気メニューのまつげパーマ。さまざまなお客様を施術していく中で、「巻き上げの際に根元だけ浮いてしまう…」という事例にお悩みのアイラッシュ施術者も少なくないはず。そこで今回は、まつげパーマの巻き上げ後に起こる根元浮きの対策を、動画とともに解説します!ハンディファンを使用する方法をメインに、ペーパーやセッティング剤を活用する方法など数パターンの解決策をご紹介するので、ぜひ参考にしてくださいね。

【動画解説】根元浮きする場合の対処法!まつげパーマの巻き上げの場合

そもそも、どのようなまつげが根元浮きしやすいのでしょうか。まずは、まつげパーマの巻き上げの際に、根元だけが浮きやすいまつげの特徴を以下にまとめました。早速、確認していきましょう。

根元浮きしやすいまつげの特徴
 ◆短い産毛

◆コシがあって短いまつげ

◆ビューラーや摩擦で切れている短いまつげ


根元浮きしやすい代表的なまつげの特徴は、短い産毛だといわれています。その他にも、コシがあって短いまつげの場合は根元浮きしやすいのが特徴です。中でも、自まつげにビューラーを繰り返している方やまつげパーマの上からビューラーをしている方は、短く切れてしまっている場合も多いので要注意!
さらに、ビューラーでまつげが切れてしまっていることを自覚していないお客さまも多くいらっしゃいます。施術前の自まつげの写真を撮影してお客様自身に確認いただき、まつげが切れてしまっている現状や原因を前もってお伝えしておく必要があります。
ビューラーだけでなく、メイクオフの際の摩擦などもまつげが切れる原因になるので、まつげがこれ以上切れてしまわないように注意していただくようにお伝えしましょう。また、美容液を使用してホームケアする方法までお伝えしておくと安心です。

ここからは、動画を参考にまつげパーマの巻き上げの際に、根元だけが浮いてくるときの対処法をお伝えしていきます。動画内で紹介しているのは以下の4パターンです。

① ハンディファンを使った対処法
② ペーパーでの対処法
③ セッティング剤塗布での対処法
④ 2液前の巻き上げによる対処法

動画内で解説されていた対処法それぞれのポイントも確認していきましょう。

① ハンディファンを使った対処法
【0:01~0:15】
産毛を巻き上げ、楊枝などで押さえながらハンディファンを使って固定します

根元浮きしやすい短いまつげのお客様は、グルーが乾くまでにまつげがロッドから離れてしまう-可能性が高いでしょう。そのため、グルー塗布後にハンディファンを使用して乾かすことで、グルーの硬化時間を早めて根元浮きを防ぐことができます。
特に、水分多めのセッティング剤を使用する場合は根元浮きしやすいので、ハンディファンの使用が効果的です。粘度の高いドロッとした薬剤やバーム状の薬剤でも、全体をハンディファンで乾かすことによって根元浮き対策に繋がります。

② ペーパーでの対処法
【0:16~0:27】
産毛に添わせるようにペーパーを置きます
【0:27~0:33】
楊枝などで上から軽く押さえるようにしてペーパーを固定します

巻き上げ後に全体をハンディファンで乾かす方法を実践しても、まつげがロッドから離れてしまう人の場合は、さらに上からペーパーで押さえる方法がおすすめです。動画内では、分かりやすく解説するためにまつげを多めに出しています。

③ セッティング剤塗布での対処法
【0:35~0:43】
ペーパーの上から追加でセッティング剤を塗布します
【0:43~0:46】
浸透しやすいよう、楊枝などで軽く押さえます

ペーパーを貼り付ける方法の場合は、ペーパーにもセッティング剤が吸収されるため、まつげへのセッティング剤の浸透が不十分になってしまう可能性があります。そのため、サンドするようなイメージで、ペーパーの上から追加でセッティング剤を塗布すると良いでしょう。

④ 2液前の巻き上げによる対処法
【0:56~1:46】
2液前の巻き上げで再度しっかり巻き上げます
【1:46~2:04】
再度ハンディファンで固めます
【2:04~2:06】
巻き上った状態
産毛部分も軟化し、きれいに巻き上がりました
【2:07~2:18】
拭き取って仕上がりを見てみましょう
【2:19~2:29】
どこが産毛か分からないくらい、きれいに仕上がりました

根元浮きでまつげパーマを失敗すると、しっかりとしたカールをつけたいのに、狙ったカール感が得られません。根元にカールがついていない毛があることで、バラツキ感のある仕上がりになってしまうので、最後の工程まで対策しておくことが大切です。また、短い毛は2液を塗布する際にと再び浮いてしまう可能性があるため、2液塗布後にもう1度ハンディファンで固めることで失敗を防ぐことができます。

グルーの使い分けや固定バンドなどでも根元浮き対策ができる!

動画解説でピックアップした、根元浮きへの4つの対策法の他に、グルーの使い分けや固定バンドなどでも根元浮き対策ができるのでご紹介します。

グルーの使い分けによる対処法

根元浮きしてしまう短いまつげのみ、速乾性が高いグルーやしっかり固まるグルーなどを使用するのもひとつの方法です。部分的に使用するグルーを活用することで、仕上がりを調整できます。
部分的に使用するグルーとしてもおすすめの商材は、以下の通りです。

【STYLE】クリアグルー GEL

グルー出典:EYELASH GARAGE

「STYLE(スタイル)」のジェルタイプのグルーは、ハリコシの強いまつげでも一度の塗布で巻き上げることができる粘度の高さが特徴です。強粘度なので、産毛や短いまつげもしっかりとロッドに貼り付きます。

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シリコンパッドでの対処法

最近では、根元浮きするまつげを固定するシリコンパッドも登場しています。シリコンパッドはまつげ押さえパッドや固定バンドとも呼ばれており、ペーパーでの対処法と同様に、根元浮きするまつげを押さえるように使用するアイテムです。紹介するアイテムは使い捨てタイプではないので、洗って何度でも繰り返し使用できます。

【Flap eyelashes】Lash press pad(まつげ押さえパッド)

まつげ押さえパッド出典:EYELASH GARAGE

「Flap eyelashes(フラップアイラッシュ)」のラッシュプレスパッドは、柔らかいシリコン製で、ピタッとまつげに馴染みます。セッティング剤を塗布した後、まつげの上に落としぶたのように乗せることで、ロッドから飛び出して根元浮きしている短いまつげを押さえることが可能です。

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【WizLash】シリコンパット

シリコンパット出典:EYELASH GARAGE

「Wiz Lash(ウィズラッシュ)」のシリコンパットは柔らかいため、ロッドのカーブに合わせやすいだけでなく、抜群のフィット感でしっかり固定できます。セッティング剤を塗布した後、根元浮きしないようまつげを押さえるように乗せましょう。

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マルチに活躍!ハンディファンのおすすめ商品もチェック!

最後に、まつげパーマの根元浮き対策でも活躍するおすすめのハンディファンをご紹介します。

【BL】ハンディファン

ハンディファン出典:EYELASH GARAGE

「BL Lashes(ビーエル)」のハンディファンは122×65×20mmのコンパクトサイズでありながら、セッティング剤をすばやく乾かすことができます。

ハンディファン出典:EYELASH GARAGE

軽量で持ちやすく、音も静かなので施術中も使用しやすいのが魅力です。

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【Rich Lash】ラッシュファン

ラッシュファン出典:EYELASH GARAGE

「Rich Lash(リッチ ラッシュ)」のラッシュファンは、120×70×30mmで重量103gと軽く施術中も持ちやすいでしょう。モーターやファンの音も静かで、優しい風が出るので、お客様に不快感を与えません。

ラッシュファン出典:EYELASH GARAGE

USB充電式の電動タイプで、スイッチひとつで簡単に操作できます。表面の白いランプを押すと風が出て、青いランプが点灯するのでスイッチを消し忘れる心配もありません

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まとめ

産毛や短いまつげは根元浮きしやすいため、ハンディファンやペーパーでの対処法に、セッティング剤塗布や2液前の巻き上げによる対処法などを実践しましょう。その他にも、根元浮きする部分にのみ、速乾性が高いグルーやしっかり固まるグルーなどを使用するグルーの使い分けや、放置時間を利用してシリコンパッドなどで根元浮きを抑えるなどの対策可能。ぜひ、お客様のまつげに合った対処法を選択して、仕上がりの満足度アップを目指してみてください。

※本記事の内容や価格はすべて、2023年8月時点のものです。最新情報は、公式HP等よりご確認ください

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