まつ毛パーマでふたえになるのはなぜ?一重さんにおすすめのマツパとデザイン実例5選
まつ毛パーマの施術後、「お客様の目が一重からふたえになった!」経験はありませんか?
SNSでも、”まつ毛パーマによってふたえに近づいた”事例が多数報告されています。全員がふたえになるとは限らないものの、まつ毛パーマで根元が立ち上がれば、ふたえラインが現れる可能性があるのです。
今回は、まつ毛パーマとふたえの関係にスポットを当てて、ふたえになりやすい目元の特徴や実際の施術例を紹介します。まつ毛パーマの施術の幅を広げるためにも、アイデザイナーさんはぜひ参考にしてくださいね。
まつ毛パーマでふたえになる理由
マツパでふたえになる理由は、まつ毛が根元から立ち上がれば、まぶたを下から押し上げる力が働くためです。
SNSにも、「まつ毛パーマをしたことで一重からうっすらふたえラインができた」「奥二重からくっきりふたえになった」との投稿がよく見られます。
しかし、人によってまぶたの形や厚みが異なるため、絶対にふたえになるとは限りません。「ふたえになりたいからマツパしたい」お客様には、まぶたによってふたえにならない可能性もあると伝える必要があります。
まつ毛パーマでふたえになりやすい人の特徴3つ
まつ毛パーマでふたえになりやすい人の特徴は以下の3つです。
ひとつずつ詳しくみていきましょう。
特徴①:まぶたが厚すぎない
マツパによってふたえになりやすい人の特徴のひとつは、まぶたが厚すぎないこと。まぶたの脂肪が少ないと、まつ毛が上向きになったときの引き上げ効果がまぶた全体に及びやすくなるためです。
まぶたが厚すぎると重みにまつ毛パーマのカールが負けてしまうため、ふたえのラインが付きにくくなります。まぶたが薄い人の方が、ふたえのラインが現れやすくなるでしょう。
特徴②:まぶたの皮膚がやわらかい
まぶたの皮膚がやわらかい人も、マツパによってふたえになりやすいといえます。皮膚がやわらかく弾力性があると、マツパのカールによってまぶたが自然に引き上げられるためです。
お客様のなかには、アイプチやアイテープによって肌がかぶれ、皮膚が硬くなっている方もいらっしゃいますよね。皮膚が硬いと引き上げ効果の影響を受けにくいため、ふたえのラインは現れにくくなるのです。
特徴③:まつ毛が太くコシがある
まつ毛が太くてコシがあることも、ふたえになりやすい特徴のひとつ。太くてコシのあるまつ毛は、カールの形状をしっかり保てるため、まぶたに対する引き上げ効果が強くなります。
まぶたが引き上げられれば、ふたえのラインが現れやすくなります。
ただし、太さのあるまつ毛は、細いまつ毛よりもマツパ自体がかかりにくい場合もあり注意が必要です。パーマ液の強さや放置時間を長くするなど、上手く調整してくださいね。
まつ毛パーマによって作られたふたえは持続する?
まつ毛パーマによってできたふたえは永久的なものではなく、まつ毛パーマが落ちてくると同時にまぶたも元の状態へ戻っていきます。
施術後にふたえであっていても、だんだんと戻ってくることをお客様に伝えておきましょう。
ちなみに、まつ毛パーマの施術頻度が高い・まぶたがふたえになりやすいなどの条件がそろって、ふたえをキープできるケースもあるようです。
マツパとマツエクはどっちがふたえになりやすい?
まれに、マツエク施術後にもふたえになることはあるものの、まぶたを引き上げる効果はありません。そのため、マツパとマツエクで比べると「まつ毛を引き上げる効果」に関してはまつ毛パーマ方が高いです。
とはいえ、マツエクもまつ毛パーマ同様、ふたえになるかどうかはまぶたの状態によって異なります。
マツパが残っている状態ではマツエクを付けられない場合もあります。どちらか迷っているお客様にはマツエクから試すことをおすすめしましょう。
一重さんにおすすめのまつ毛パーマの種類
ふたえを作る目的でまつ毛パーマの施術を行うのであれば、根元から立ち上がるロッドの使用がおすすめです。
ただし、「一重でまぶたが重たい」or「出目ぎみ」の場合、まつ毛を根元から立ち上げるとまぶたに接触してしまう恐れがあります。一重さんにおすすめしたいマツパデザインは以下の4種類です。
各デザインの特性やお客様の目元の特徴を考慮したうえで、最適なデザインを提案しましょう。
種類①:パリジェンヌラッシュリフト®
「パリジェンヌラッシュリフト®」は、カールをつけるのではなく、まつ毛の根元だけを80度の角度に立ち上げる、ミスアイドール発の技術です。
下がりまつ毛を解消することはもちろん、まぶた全体のリフトアップ効果も高いため、一重さんの目元の印象を大きく変えられるでしょう。
種類②:セラムラッシュリフト®
ニューヨーク発の「セラムラッシュリフト®」も根元立ち上げ系の技術です。70万人の施術経験から生まれた、ミスアイドール完全オリジナルの「デザインロッド」を使用します。
ロッドはSS・S・M・Lの4種類展開で、お客様の目元に合わせてベストなサイズを選択できるのがメリットです。
種類③:Lカール
Lカールは、ロッドの根元に幅があることが特徴です。根元からまつ毛を立ち上げる「パリジェンヌラッシュリフト®」とは違い、まぶたを避けながらまつ毛を上げられます。
根元から立ち上げるデザインではまぶたに当たってしまう・うまく上がらないといった一重さんにおすすめです。リフトアップ効果も比較的高めなので、ふたえを目指したい一重さんや奥二重さんにも適しています。
種類④:Cカール
カールがしっかりと出るCカールデザインは、一重さんでもぱっちりとキュートな印象に仕上がるのが特徴です。
横から見たときに「C」の形に近いカールがつくので、一重さんでもまぶたへのまつ毛の接触を防ぐ効果もあります。
ただし、立ち上げ系に比べるとリフトアップ効果は低めなため、ふたえになる可能性は低めです。
まつ毛パーマでふたえになったデザイン実例5選
まつ毛パーマのなかには、「ふたえを作ること」を目的としている技法もあります。
ここからは、まつ毛パーマによって実際にふたえになったデザインを5つみていきましょう。
デザイン①:ダブルアイリフト
出典:@doubleeyeliftさん
切らずにふたえになるまつ毛パーマとして、SNSでも話題の最新技法「ダブルアイリフト」の施術例です。
「ダブルアイリフト」では、まずまぶたのむくみ解消や目まわりの筋肉をほぐす目的でアイストレッチ(二重整体)を施します。
専用ロッドを使用し、まぶたにフィットさせた状態でまつ毛を持ち上げてふたえを作る仕組みです。「ダブルアイリフト」の技術は、セミナーの受講で習得が可能です。受講を希望される方は、ダブルアイリフト公式アカウント@doubleeyeliftさんにアクセスしてみてくださいね。
デザイン②:ダブルアイリフト
出典:@sean_misakiさん
@sean_misakiさんによる「ダブルアイリフト」を用いた施術例です。一重からくっきりと二重ラインの入った目元に変化していますね。
1回目より2回目、2回目より3回目と、施術回数を重ねて二重が定着していきます。また、二重の定着にはホームケアも必須とのこと。
とはいえ、美容整形なしで理想の二重を手に入れられるとあれば、目元に悩む数多くの方の救世主になりそうですね。
デザイン③:逆まつ毛解消でうっすらふたえ
出典:@i.beauty.lashさん
まつげパーマによって、一重・下向きまつげからうっすら二重・上向きまつげに仕上げた例です。自まつげが比較的長めで逆まつ毛気味なので、まつげを上げることによって瞳に光が入り、目元の華やかさがグンとアップしています。
まつげが根元から立ち上がったことで、まぶたが持ち上げられ二重ラインが出現しました。まつげパーマの効果がまつげ・まぶたの両方に得られたすばらしい施術例ですね。
デザイン④:自然なふたえライン
出典:@private_salon_reineさん
学生さんにも一重に悩む方は多いですが、美容整形となるとかなりハードルが高いですよね。そこでおすすめなのが、身近なアイサロンで気軽に施術を受けられるまつげパーマです。
@private_salon_reineさんの施術例では、うっすらとあった二重ラインがかなりくっきりとしたラインに変化し、可愛らしい印象に仕上がっていますね。
まつげパーマは必ずしも二重になるとは限りませんが、“試してみる価値あり”ということをアピールポイントとして、学生向けメニューを展開するのもおすすめです。
デザイン⑤:クレセントムーンロッド
出典:bloom.chiyomiさん
こちらはクレセントムーンロッドを使って施術したまつ毛パーマです。ビフォーアフターを見比べると、うっすらあったふたえのラインがくっきりしているのがわかりますね。
クレセントムーンロッドは、根元の立ち上がりは丸みがあるものの、毛先はややストレートに仕上がるのが特徴。毛先がまぶたに刺さることなく立ち上がるため、一重や奥二重の方におすすめです。
まとめ:まつ毛パーマのまぶた引き上げ効果でふたえになる
まつ毛パーマでふたえになるのは、根元の立ち上げによってまぶたが引き上げられるためです。とくにまぶたが厚すぎない・皮膚がやわらかい・まつ毛にコシがある方はふたえになりやすい傾向にあります。
「まつ毛パーマにまぶたを引き上げる効果がある」「美容整形なしでふたえになれる可能性がある」などの点を打ち出して集客することもひとつのアイデアですよ。
また、ふたえを定着させるための最新技術も登場しています。気になる方は、ぜひセミナーを受講して、新たな強みを手にしてくださいね。
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