ロングまつげの方の施術でよくある困りごとって?おすすめのラッシュリフトロッドも紹介
まつげの長さは、お客様によってさまざま。中にはとても長い方もいるでしょう。まつげが長いことはメリットのひとつでもありますが、アイラッシュ施術者にとってはラッシュリフトがかけづらい、デザインがきれいに仕上がらないといった悩みにつながる場合もあります。そこで今回は、ロングまつげの方にラッシュリフトをかける際の、ロッド選びに関する悩みとその解決策をご紹介しましょう。ロングまつげの方に使いたい、おすすめのロッドも6つピックアップしました。
ロングまつげの方へのロッド選びで困ることは?
ロングまつげの方へのラッシュリフト施術では、どのような悩みがでやすいのでしょうか?ロッド選びの基本をおさらいするとともに、ロングまつげの方へのロッド選定のポイントをご紹介します。
ロッド選びの基本をおさらい!
ロッドを選ぶ際は、お客様が希望するデザインにマッチする形状のものを選ぶことが基本です。カウンセリングで、どのようなデザインが理想なのかしっかりヒアリングしてみてください。
また、まぶたの形にフィットするかどうかも重要ポイント。まぶたとロッドの形状がマッチしていないと、施術中にズレたり、きれいに巻き上げられなかったりして、思うように仕上がらないことがあります。
多くのロッドはシリコンやゴムなど、さまざまなまぶたにフィットしやすい素材です。そのなかでも目幅やまつげの長さにマッチした横幅・縦幅があるかどうかに注意して選んでみてください。
さらに、ロッドの素材によってお客様の肌がアレルギー反応を起こさないかどうかも重要です。アレルギーの有無を確認して、目元の肌に配慮したロッドを選ぶことも覚えておきましょう。
ロングまつげの方への施術でよくある困りごと
ロングまつげのお客様がラッシュリフトをかける際、よくある困りごととして挙げられるのが、ロッドの縦幅がまつげの長さに対して足りず、毛先まで巻き上げきれないこと。
また、カールをつけた後、まつげが長いことによってまぶたに毛先がついてしまうことも、よくある困りごとのひとつです。まつげがまぶたに接触することでメイクのしづらさやかゆみ、目元の違和感などにつながることもあります。
ロングまつげの方へのロッド選びのポイント
まつげが長いことによってロッドの縦幅が足りない場合は、以下の解決策があります。
- 厚みのあるロッドを使う
- 通常のロッドを2つ重ねる
厚みのあるロッドが手元にない場合でも、ロッドを重ねることで厚みが増し、長いまつげも毛先まで巻き上げることが可能。また、前方に向かってカールがつくため、まつげがまぶたにつくことも予防できます。ロッドを重ねる以外にも、まぶたとロッドの間に綿棒やコットンを挟んでカールを前方に調整する解決策もおすすめ。やりやすい方法を探して、実践してみてください。
また、お客様のまつげのどの部分が一番長いかも、しっかりチェックしてロッドを選びましょう。基本的に、目尻に向かってまつげが長くなっている方が多いため、ロッドも目尻側に向かって太く厚くなっているデザインが一般的です。しかし、なかには、目頭側のまつげの方が長いお客様もいます。この場合、目頭のまつげの長さに対応できる幅のロッドを選ぶ、ロッドの目頭側と目尻側を入れ替えて目頭側に幅が太く厚みがある部分を持ってくるといった解決策があります。
【最新】ロングまつげ用ラッシュリフトロッド6選
ここからは、ロングまつげの方への施術におすすめのラッシュリフトロッドを6つ厳選してご紹介します。
【WINK】最強の根本立ち上げロッド(長いまつ毛さん用)
『WINK(ウィンク)』の「最強の根本立ち上げロッド」は、ストレートデザインを希望するロングまつげの方にぴったりなロッドです。まるでビューラーを使ったような、しっかりと立ち上がったデザインに仕上がります。ロッドを置く位置を工夫することで、まつげの立ち上がり具合を調整することも可能です。口コミでは、薄型タイプのためまつげ根元からしっかり軟化させやすい、巻き上げやすいといった点も評価されています。シリコン素材でやわらかく、扱いやすいという声もありました。
【tecnico】ラッシュリフト用ロッド<ピーチフレックス>リフトアップ&下まつ毛(目尻ロング) 6種セット
『tecnico(テクニコ)』の「ラッシュリフト用ロッド<ピーチフレックス>リフトアップ&下まつ毛(目尻ロング) 6種セット」は、根元の数ミリの位置から柔らかなリフトカールがつけられるロッドです。S~XLの5サイズと下まつげ用の全6種類がセット。1セット導入すれば、幅広いお客様への対応が可能になる他、上下のラッシュリフトを導入しているサロンでも重宝します。また、目尻の縦幅が広く設計されており、目尻側のまつげが長いお客様はもちろん、外に流すデザインを作る施術でも使いやすい仕様です。こちらもシリコン製で、まぶたにフィットさせやすいでしょう。
【WizLash】スプリングロッド
『WizLash(ウィズラッシュ)』の「スプリングロッド」は、目頭から目尻に向かって、だんだんと太くなる形状が特徴のロッドです。ストレートLとカールLの2種類がセットで、お客様の希望するデザインに合わせやすいアイテム。また、それぞれS~Lまでの3サイズ、全6個がセットになっているため、 1セットで幅広いまつげの長さに対応できます。口コミでは「ほど良い硬さでまぶたにフィットさせやすい」「目尻のまつげが長いお客様に使いやすい」といった声もありました。
【STYLE】ブラウンロッドBIG ノーマル
『STYLE(スタイル)』の「ブラウンロッドBIG ノーマル」は、最長25ミリのまつげまで巻き上げられるロッドです。目頭から目尻に向かって幅広くなっているため、特に目尻のまつげが長いお客様に使いやすいロッド。中央部分も23ミリとしっかりした幅があるため、1つ導入しておくと、施術の幅が広がります。素材にはシリコンを採用し、ノーマルとソフトの2種類の柔らかさを展開。アイラッシュ施術者にとって使用しやすい方を選べる点もおすすめポイントです。
【tecnico】PERSH ラッシュリフト用ロッド<ジュエル>リフトアップ&Uカール 6種セット
『tecnico』の「PERSH ラッシュリフト用ロッド<ジュエル>リフトアップ&Uカール 6種セット」は、目尻側が最大14ミリあり、ロングまつげにも対応しやすいロッドです。目頭から目尻に向かって徐々に太くなっており、リフト系とUカールのロッドがミックスされています。S~XXLまで、全6サイズがワンセットに。テープなしでも固定しやすく、やわらかいため、施術のしやすさにも定評があります。まるで宝石のようなきらきらとしたデザインと、収納時に嬉しいケースがセットになっている点も魅力的なポイントです。
【tecnico】ラッシュリフト用ロッド<キャンディ・ボーダーレス>リフトアップ 4種類セット
『tecnico』の「ラッシュリフト用ロッド<キャンディ・ボーダーレス>リフトアップ 4種類セット」は、ロングまつげも巻き上げやすいように溝がないタイプのロッドです。主にリフト系デザインのロッドで、4種類のサイズがセットになっています。まつげの長さを強調したデザインを希望するお客様にぴったりです。色によってサイズが異なるため、施術時にロッドを取り違えにくくなるでしょう。やわらかいシリコン素材を使用し、まぶたの形状に沿いやすいよう設計されている点もおすすめポイントです。
まとめ
ロングまつげのお客様は、ラッシュリフトをかけることでより印象的な目元を演出できます。しかし、ロッド選びがうまくいかなければ、デザインがきれいに仕上がりません。そこで、幅や形状に注意して、長いまつげでも上手く巻き上げきれるような厚みのあるロッドを選ぶことが大切。また、ロッドを重ねる、コットンや綿棒をロッドとまぶたの間に挟むといった解決策を講じるのもおすすめです。ご紹介したロッド選びのポイント、おすすめのロッドを参考に、自店のお客様のニーズに配慮したロングまつげ向きのロッドを導入しましょう。
※本記事の内容はすべて、2023年10月時点のものです。最新情報は、公式HP等よりご確認ください。
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