【ラッシュリフトお悩み解決】ロッドからまつげがはみ出たときの対処法は?
ラッシュリフトの施術中に困るのが、数本だけ長いまつげの毛先がロッドに巻ききれずはみ出てしまうとき。アイデザイナーにとっては、よくあるお悩みのひとつかもしれませんね。そこで今回は、ロッドからはみ出てしまったまつげの対処法について解説。自まつげが長いお客様におすすめの大きめロッドも紹介します。ラッシュリフトの仕上がりの質を高めたい方はぜひ読んでみてください。
【ラッシュリフトのお悩み】ロッドから数本だけ自まつげがはみ出るケースとは?
みなさんはこれまでのラッシュリフト施術で、長いまつげの毛先が数本だけロッドからはみ出てしまった経験はありませんか?それは、ほとんどのまつげがロッドの縦幅に収まっていることからも、ロッドサイズが小さすぎるというシンプルな話ではないようです。毛先がロッドからはみ出たまつげが数本だけだったとしても、変に癖づいてしまうと仕上がりの印象をかなり悪くしてしまうでしょう。
基本的に、まつげが長くて毛先がロッドからはみ出てしまうようなら、大きいサイズのロッドに変えるのが一番の対処法。ロッド選びの基準には形状や素材などさまざまありますが、まつげの毛先までしっかりと沿わせられることは前提条件といえるでしょう。こちらの記事でも詳しく解説しています。
しかし、ロッドから毛先がはみ出る毛が数本だけの場合、ロッドサイズを長いほうに合わせると、全体的にカールが緩くなってしまうことも。ロッドサイズはお客様のご要望に合わせて選定しているはずなので「仕上がりがイメージと違う…」というお声をいただくことになるかもしれません。
そのため、ロッドサイズを変えることなく、はみ出た数本のまつげを何とかきれいにカールさせる方向で対処するアイデザイナーも多いのではないでしょうか。
多くのアイデザイナーが実践!ロッドからはみ出る数本のまつげへの対処法とは?
ロッドからはみ出る長いまつげへの対処法として参考になるのは、インスタでラッシュリフトにまつわる解説やお役立ち情報を数多く発信するアイデザイナー、橋本香菜(@en_eyelash_kana)さん。こちらの投稿では、はみ出たまつげをラッシュリフト剤で覆う方法を紹介されています。
出典:@en_eyelash_kanaさん
橋本さんの投稿画像を見ると、ロッドからはみ出ているのはたった1本のまつげ。これ以外の毛はロッドの幅に収まっているように見えますね。橋本さんは、この1本のまつげのはみ出た部分にラッシュリフト剤を包み込むように塗布し、軟化(1剤)・癖づけ(2剤)を行っているようです。
出典:@en_eyelash_kanaさん
この方法のメリットは、長いほうのまつげにロッドの大きさを合わせなくて済むことと、特別なアイテムを必要としないこと。新人・ベテラン問わず、誰でも簡単に実践しやすい方法です。
柔らかすぎないラッシュリフト剤が成功のカギ!
はみ出た毛先の部分はロッドの支えなしで軟化や癖づけを行うため、テクスチャーが柔らかすぎない、“コシ”のあるラッシュリフト剤がおすすめです。
柔らかすぎるラッシュリフト剤を使うと液が垂れてしまいやすく、しっかりと毛を覆うことができません。さらに、水分量が多いせいで、グルーで固定させたまつげがロッドから浮きやすくなってしまいます。
とはいえ、硬すぎると上手く塗り広げられず、必要以上に時間がかかってしまうことも。そのため、適度な柔らかさのあるラッシュリフト剤がこの方法には適しているといえるでしょう。ただ、この方法のためにわざわざラッシュリフト剤を用意する必要はなく、柔らかすぎないラッシュリフト剤でない限りは、問題なく使えるでしょう。
ラッシュリフト剤塗布の注意点は?
ロッドの縦幅からはみ出る毛先には、できるだけ1剤を塗らないようにします。こうすることで変な癖がつきにくくなるはず。ただし、すでにカールがついている場合には、その癖をリセットするために塗布する必要があります。
そして、2剤塗布の際には、変に癖づいたり折れたりしないよう注意が必要。ロッドの角の癖がつかないように注意しながら、優しくふんわりと毛先を覆うように形を作るのがポイントです。
なお、はみ出たまつげの毛先がまぶたにつきそうなほど長い場合には、ラッシュリフト剤が皮膚についてしまう可能性もあります。
橋本さんの投稿画像ではまぶたとロッドの間にすき間がありますが、まぶたが平たくロッドにぴったりと沿う方の場合には、皮膚と毛先の距離が近くなりやすいため注意が必要。もし、毛先がまぶたにつきそうな場合には、ラッシュリフト剤の塗布前にテープで皮膚を保護しておくと安心でしょう。
また、ラッシュリフト剤の量も重要なポイントのひとつ。多すぎると液の重みで変な癖がつきやすく、少なすぎるとムラになりやすいため、適切な量を意識してください。
ロッドサイズの微調整で対処できる場合も
ラッシュリフト剤ではみ出た部分を覆う方法は、困ったときの応急処置。ロッドに巻き上げられない毛先部分だけが変に癖づく可能性もあるため、ロッドのサイズ変更で解決できるに越したことはありません。そのため、長いまつげの方用のロッドも揃えておくようにしましょう。
その際、1つのメーカーでサイズ違いを揃えるよりも、いくつかのメーカーを横断してサイズを揃えるのがおすすめです。ロッドサイズはメーカーによって微妙に誤差があるため、同じサイズを複数のメーカーで揃えれば、サイズの微調整ができるように。「長いまつげにロッド幅をできるだけ合わせたいけれど、大きくサイズは変えたくない」というときに便利です。
ロングまつげさんにおすすめ!大きめサイズのロッド3選
ロングまつげの方や一部だけまつげが長い方におすすめの大きめサイズのロッドを、ピックアップして紹介します。
【WINK】最強の根本立ち上げロッド(長いまつ毛さん用)
長いまつげの方向けに作られた「WINK(ウィンク)」のロッドは、根元から立ち上がるストレートデザインをご希望のお客様におすすめです。厚みが1~2mmとかなり薄いため、愛用者の中には、2剤ではなく1剤の軟化用ロッドとして使っている方も。多用途なので、1つは持っておくと重宝するロッドです。
【STYLE】ブラウンロッドBIG
ビッグサイズロッドとして人気の「STYLE(スタイル)」のロッドは、中央部分は23mm、目尻部分は25mmの長さまで対応可能。超ロングまつげの方でもしっかりとロッドに収まるサイズです。“ノーマル”と“ソフト”の2種類があり、柔らかさの違いで選べます(形状に違いはありません)。“ソフト”のクチコミでは、柔らかくてまぶたにしっかりフィットさせやすいという声も。また、中央から目尻にかけてカールが緩くなるのもこのロッドの特徴。美しいカールのグラデーションデザインが作れるでしょう。
【tecnico】ラッシュリフト用ロッド<ピーチフレックス>リフトアップ&下まつ毛(目尻ロング)6種セット
「tecnico(テクニコ)」が展開するこちらのロッドは、目尻の幅が太めで長いところが特徴。ロングまつげの方だけでなく、根元から柔らかく立ち上がるデザインを希望される方や、まぶたが重たくてまつげが上がりにくい方にもおすすめです。柔らかい素材で、まぶたに貼りつけやすいところも人気の理由。S~XLの5サイズと下まつげ用もセットになっているので、さまざまなお客様に対応できます。
まとめ
今回は、ロッドから数本だけ長いまつげがはみ出ている場合の対処法について紹介しました。アイデザイナーの中にはすでに実践している方も多いかもしれませんが、丁寧に仕上げるポイントや注意点についてはしっかりとおさらいしておきましょう。そして、ロッドのサイズを充実させておくことも有効な対処法の1つです。さまざまなメーカーから特徴あるロッドが登場しているので、いろいろと試してみると良いでしょう。
※本記事の内容はすべて、2024年2月時点のものです。最新情報は、公式HP等よりご確認ください。
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