【2024年版】下がりまつ毛を引き立てるマツエクデザインを調査!

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自まつ毛が下がっているお客様への提案に悩んだことはありませんか?

自まつ毛が下がって生えている場合は、カールが出にくくなります。

下がりまつ毛で悩んでいるお客様にもしっかり対応できるよう、装着方法や適しているカールの種類、技法などをチェックしてみましょう。

下がりまつ毛の方におすすめのマツエクデザインを調査

マツエクは、自まつ毛にエクステを装着し、まつ毛の長さ・太さ・ボリュームをプラスします。

装着するエクステの長さ・場所を工夫して、目元の印象を変えるのが目的です。

マツエクでもともと生えている自まつ毛の角度を上げたり下げたりすると、自まつ毛本体と毛根への負担になります。自まつ毛が下がりまつ毛であるお客様の場合は、装着方法を工夫する必要があります。

おすすめの装着方法は、次の通りです。

  • 装着方法①上付け
  • 装着方法②下付け

今回は上付けと下付けの2つの方法で考えてみましょう。

装着方法①上付け

上付けは、自まつ毛の上からエクステを乗せ、軽くスライドさせてから硬化させる装着方法です。

自まつ毛とエクステが1本の線に見えるため、「自まつ毛感」のある自然な仕上がりが叶います。

デメリットは、装着面を確保しづらい点です。

接着面が確保しにくいため、根元が浮きやすくなることもあります。

装着方法②下付け

下付けは、自まつ毛の下にエクステをくぐらせ、軽くスライドさせてから硬化させる装着方法です。

上付けと同じく、自まつ毛とエクステが1本の線に見えるため、自然な仕上がりになるのがメリットです。

一方で、上付けよりも接着面が確保しやすく、モチがよくなります。

ただ、自まつ毛が下がって生えている場合、下がりまつ毛の下にエクステを装着するため、装着前と印象が変わらないこともあります。

上付けと下付けを比較

実際に上付けと下付けで装着した目元の画像を紹介します。

下がりまつ毛の方におすすめのマツエクデザインを調査

右目は下付け、左目は上付けでマツエクを施術した画像です。

両目とも、目頭から黒目の外側まではCカールの9~11mm、黒目の外側から目尻にかけてはJカールの11~12mmのエクステを装着しています。

実際に画像で見ると、以下の仕上がりとなります。

  • 上付けでエクステを装着した左目:カール感をしっかり感じられる仕上がり
  • 下付けでエクステを装着した右目:カールが緩やかな仕上がり

特に目尻部分は、違いが顕著にわかるでしょう。

装着方法によってカールの出方には違いが出ます。

上付けは、装着面が確保しづらい点がデメリットです。しかし、自まつ毛が下がって生えている場合は、上付けのほうがカール感は出しやすくなります。

下がりまつ毛におすすめのカールの種類

下がりまつ毛におすすめのカールの種類

画像元:@lash_colors

下がりまつ毛の方には、Cカール以上でカール感の強い以下のエクステがおすすめです。

  • Dカール
  • Mカール
  • Lカール

上記以外で人気のあるJカールは接着面が確保しやすいため、モチがよく「自まつ毛感」のある自然な仕上がりが人気です。しかし、下がりまつ毛の方にはあまりおすすめできません。

Jカールを下がりまつ毛に装着すると、重みでまつ毛が下がる可能性があり、目が小さく見えるからです。

自まつ毛が下がって生えている場合は、カール感の強いCカール以上のエクステを利用しましょう。

【Dカール】

Dカールは、Cカールよりもカールが強いエクステです。

ビューラーを強めにかけたようなイメージで、お人形さんのようにぱっちりした目元に仕上がります。
自まつ毛が下がってしまう方にもおすすめです。

【Mカール】

Mカールの特徴は、根元からしっかりカールが付いている点です。

根元からしっかりカールがかかっているため、エクステが目にかかる心配も少ないのがメリット。

Cカールのようにきついカーブではなく、根元からの緩やかなカーブ、装着するとDカールよりもさらに上向きの仕上がりになります。

【Lカール】

Lカールは「下がりまつ毛」「自まつ毛が直毛」「一重・奥二重」の方にもおすすめです。

正面から見るとMカールと似ていますが、Lカールの場合は接着部分にカールがかかっておらず平面になっています。よって、以下のようなマツエクが装着しにくい人でも、ぱっちりとした目元に仕上がります。

  • 自まつ毛が直毛
  • 自まつ毛が下がって生えている
  • 自まつ毛が短い
  • まぶたがはれぼったく、マツエクのカールがきれいに出づらい

など、一般的にマツエクが装着しにくい人でも、ぱっちりとした目元に仕上がります。

アップワードラッシュのメリット・デメリットを紹介

下がりまつ毛のお客様には、「アップワードラッシュ」を用いて施術しましょう。
アップワードラッシュとは、もともと生えている自まつ毛を持ち上げた状態に仕上げる施術です。

サロンによっては「カールアップラッシュ」という技術もあります。アップワードラッシュのメリット・デメリットを確認していきましょう。

アップワードラッシュのメリット 

アップワードラッシュの最大のメリットは、下がって生えているまつ毛を上げられること。

自まつ毛が下がって生えている場合、まつ毛が目にかかってしまい、目が小さく見えてしまうこともあります。

アップワードラッシュを施術する際のメリットは以下の通りです。

  • 短めのエクステでも目をぱっちり見せられる
  • 目の縦幅が広がる
  • 視界がよくなる

詳しく解説していきます。

短めのエクステでも目をぱっちり見せられる

まつ毛をしっかり上げることで、まぶたに見えるまつ毛が長くなり、短めのエクステでも目をぱっちりと見せることが可能。長すぎるエクステは自まつ毛に負担をかけますが、短めのエクステなら負担を軽減させられます。

目の縦幅が広がる

自まつ毛を上げた状態でエクステを装着すると、デザインによっては目の縦幅を大きく見せられます。

視界がよくなる

アップワードラッシュでまつ毛が上がれば、視界が広くなる効果も期待できます。下がって生えているまつ毛が黒目にかかると、視界が悪くなるためです。

アップワードラッシュのデメリット

アップワードラッシュをすると、

  • 痛みを感じる人もいる
  • きつい印象になる場合もある
  • 数日で戻る場合もある
  • 施術時間や料金面が高い

下がりまつ毛を施術によって持ち上げるため、違和感や痛みを感じる方もいます。

また、無理に持ち上げると顔の印象が変わる点も注意が必要です。デメリットについて詳しく解説していきます。

痛みを感じる人もいる

自まつ毛を持ち上げてエクステをつけるため、中には痛みを感じたり、通常のマツエクと比べてより装着感を感じたりする人もいます。

きつい印象になる場合もある

もともとの目の形などによっては、つり目に見えたり、きつめの印象に見えたりしてしまうこともあります。

また、目の粘膜がむき出しになり、びっくりしたような目になってしまったという声もありました。

カウンセリングでお客様の目の形をチェックし、施術の際の自まつ毛の持ち上げ具合もポイントです。

数日で戻る場合もある

アップワードラッシュの施術を受けた方の口コミやレビューで多いのは、「数日で戻ってしまった」です。

「自まつ毛の下がる角度が強い」「自まつ毛のハリ・コシが強い」場合は、アップワードラッシュの施術をしても数日で元に戻ります。

アップワードラッシュでは、お客様の目元やまつ毛の状態をしっかり確認することが大前提です。

施術時間や料金面が高い

アップワードラッシュは、通常のマツエク施術と比べて、施術時間が約2倍かかります。施術料金も高めで、リペアがおすすめされていないため、維持費が通常のマツエクより高くなります。

自まつ毛とマツエクが分かれるときの注意点

下がりまつ毛の方が、カールが強いエクステを装着した場合、自まつ毛とマツエクが分離して分かれたように見えます。

分離したように見せないための注意点は、以下の3つです。

  • バランスの取れたデザインを提案
  • 自然にフィットする毛質を選ぶ
  • ナチュラルなカールを選択する

マツエクと自まつ毛との距離が開けば、それだけ分離して見えます。そのため、自まつ毛とマツエクの分離を防ぐ施術が必要です。

バランスの取れたデザインを提案

自まつ毛の量に対して自然な本数のエクステを装着します。また、自まつ毛のカールに合ったエクステのカールを選びます。

目元全体のバランスを考えたグラデーションを作り、生え癖に対して無理のないエクステを選択しましょう。

自然にフィットする毛質を選ぶ

自まつ毛のコンディションをしっかりチェックし、お客様の毛質にあったエクステを選択しましょう。

より自然に見せるためには、シングルラッシュではなくフラットラッシュを活用すると魅力的な目元に仕上げられます。

フラットラッシュは密着面積にエクステの90%を使えるため、自然にフィットしたデザインを提供できます。

ナチュラルなカールを選択する

下まつ毛のお客様には、まつ毛のリフトアップ効果を期待する施術よりも、ナチュラルなカールをおすすめします。

強引にまつ毛を引き上げようとすると、まつ毛とエクステが分離してしまう原因となります。

お客様が納得する提案ができるよう、ナチュラルなカールの中から選択肢を増やせるようにエクステの種類を準備しましょう。

まとめ

自まつ毛が下がって生えている場合の装着方法やカールの種類、技法について解説しました。

下がりまつ毛のお客様の場合は、丁寧にヒアリングをした上で工夫をしながらの施術が求められます。

ただし、あまりにも下がっているまつ毛に無理にマツエク施術を行うのはNG。

マツエクではなくまつ毛パーマを提案してみるなど、サロンで対応方法をあらためて共有しておくのもよいですね。

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