【動画解説】梅雨にはLEDマツエク!下まつげの装着とグルーの取り方までを徹底解説

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下まつげエクステは上まつげへの施術と比べ、モチが悪いのが弱点です。湿度が高くなる梅雨や汗をかきやすい時期は、さらにモチの悪さが気になりますよね。そこでおすすめの施術がLEDマツエクです。装着後数秒で完全硬化するため、梅雨や暑い時期でも比較的モチが良いとされています。今回は、これからの季節にぴったりなLEDマツエクを下まつげにうまく装着する方法を、動画を交えて詳しくご紹介します。また、よりハイクオリティな施術を提供するべく、グルーの取り方についてもまとめました。

LEDマツエクの下まつげはどうやってつける?施術の手順をおさらい!

LEDマツエク 下まつげ

まずは、LEDマツエクの施術概要と、下まつげに装着する際の基本的な手順からおさらいしておきましょう。

LEDマツエクとは?

LEDマツエクとは、専用のグルーLEDライトを使ってエクステを装着する施術です。エクステ装着後、LEDライトをあてることによって2秒前後と比較的早く完全硬化するため、アレルギー発症の確率を下げモチの良さも叶います。グルーによってはアレルギーが気になって、今までマツエクができなかったお客様にとってもトライしやすい施術。

施術後すぐに濡らしても問題ないため、すぐにメイクできたりサウナに行ったりすることもできます。家に帰ってからクレンジングもすぐできるため、仕事帰りや忙しい家事の合間をぬって、気軽に装着できる点も嬉しい魅力です。他にも、すぐにグルーが硬化することから、施術時間も短なります。さらには、オイルクレンジングの使用も可能で扱いやすく、アイデザイナーとお客様、双方にとってメリットがある施術です。

LEDマツエク 下まつげ

また、少ない本数で印象的な目元に仕上がることもLEDマツエクの特徴のひとつです。向かって左側の目(実際の右目)には、下まつげに7本のエクステがついている状態です。少ない本数でも、黒目の下に柔らかなアイライン効果が出せます。そのため、黒目が協調され、自然に目を大きく見せることが可能。

「従来のエクステだと取れやすいから…」と下まつげへのエクステを断念していたお客様にも、ぜひLEDマツエクをおすすめしてみてくださいね。

LEDマツエクの下まつげ装着時の基本的な手順

1.前処理によって目元を清潔にし、油分を除去する
2.アッパーテープを貼る
3. LED用の眼球保護シートを貼る
4.上まつげを保護するためのテープを貼る
5.下まぶたを引き下げる
6.エクステにグルーをつける
7.エクステを装着し、LEDライトで硬化

6・7の工程を繰り返し、必要な本数を装着したら施術完了!エクステをつける際は、グルーの劣化を防止するために、エクステ1本にグルーを取って硬化、また1本にグルーをつけて硬化、といった形で1本ずつ作業を進めることが基本です。
そして、一般的なマツエクと同様に、テープワークが重要なカギを握っています。きちんとまつげの根元が確認できるよう、生え際ぎりぎりに貼らない目尻や目頭とテープの間に大きな隙間ができないようにするといった点に注意してテープを貼りましょう。テープを貼った後、まつげの根元や粘膜が上下ともしっかり確認できる状態が理想的です。

下まつげにLEDマツエクが梅雨や夏におすすめの理由は?

一般的なマツエクのグルーには、シアノアクリレートと呼ばれる、水分に弱い成分が含まれています。また、商品によっても異なりますが、シアノアクリレートを含むグルーは、完全硬化するまでに数時間~24時間かかる場合も。完全硬化する前に湿気や汗などの水分に触れてしまうと、マツエクが取れやすい白化するといった問題が起こってしまうのです。

下まつげは上まつげと比べると細く短いため、グルーの接着面が少ないことからモチが悪いとされています。そのため、梅雨時期に一般的なグルーで下まつげへエクステを装着すると、よりモチの悪さや仕上がりのクオリティの低さなどを感じてしまいがちなのです。
しかし、LEDマツエクの場合、LEDライトをあてて2秒前後で完全硬化するという特徴があります。施術後すぐに汗をかいたりお風呂に入ったりしてもOKなほど水分に強い設計です。そのため、梅雨の湿気や暑い夏の汗などにも影響されにくいという特徴があります。こういった特徴から、梅雨だけでなく、季節問わずデイリーに運動をする方やサウナが好きな方にもおすすめしたい施術です。

【動画解説】LEDマツエクの下まつげ装着時のポイントは?

ここからは、動画を交えてLEDマツエクを下まつげに装着する際のポイントを解説していきましょう。

装着する前の準備段階で注意したいポイント

LEDマツエクのモチを良くするために、前処理は丁寧に行いましょう。いくらすぐに硬化するといっても、余分な油分や汚れが残ったまま装着すると、取れやすくなってしまいます。また、上まつげの施術を行った後に下まつげの施術をする際は、テープでついたクセを取ることも意識してください。テープによるクセが残ったまま施術すると、きれいなデザインに仕上がりにくくなります。

そして、お客様により快適な施術を提供するため、上まぶたにLED用の眼球保護シートを貼りましょう。LEDライトは、まぶたを閉じた上からあてたとしても、まぶしさを感じてしまいます。LED用の眼球保護シートを貼ったら、上まつげを保護するためのテープを貼って準備完了です。上まつげをテープで保護することは、上まつげのデザインを崩さない作業のしやすさを確保するといった目的があります。

装着する際はまつげをかき分けた状態をキープ!

LEDマツエクを下まつげに装着する際は、自まつげをツイザーなどでかき分け、その状態をキープしたままLEDライトをあてて硬化させます。まつげをかき分けておくことで、装着部分の隣に生えている自まつげや、すでに装着したエクステとくっついてしまうことを防止しましょう。

また、装着時はスライドさせず圧着するイメージで自まつげの根元にエクステを装着するのもポイント。グルーが他の場所につかないよう、そしてしっかり定着させるためのコツです。

エクステ装着位置にも要注意!

エクステを装着する場所にも気をつけましょう。短い自まつげに装着した場合、これから伸びることが想定されるため、モチが悪くなる、まとまりのないデザインになるといったことが予想されます。長さのあるしっかりとした毛を見極めて装着してください。

全体的に自まつげよりも長いエクステを装着する際は、下まつげ全体が放射状になるように装着します。もし自まつげの生え方にムラがあり、薄い部分をボリュームアップさせたいと希望するお客様には、自まつげと同じくらいの長さのエクステを使い、自まつげが少ない部分に装着しましょう。

このように、お客様の希望や悩み、自まつげのバランスに注意してエクステを装着することも、覚えておきたいポイントです。施術をしながらその都度下まつげ全体のバランスを確認し、クオリティの高いデザインに仕上げてみてください。

エクステの方向にも配慮して!

下まつげにエクステを装着する際は、エクステの方向にも注意してください。方向を意識せずにエクステを装着すると、ばらつきが目立つデザインになりがちです。エクステの毛先が放射状になるように装着すると、まとまりのある美しい仕上がりになります。

【動画解説】LEDマツエクのグルーの取り方

より美しく下まつげにLEDマツエクを装着するために、グルーの取り方についてもチェックしておきましょう。

取る量と位置に注目!

エクステにグルーを取る際は、エクステの根元に小さな球ができるようにすることがポイントです。この球の位置が上すぎると、隣のエクステや自まつげとくっつきやすい、エクステがしっかり固定できず取れやすいといったデメリットがあります。グルードームの真上にエクステをさして素早く持ち上げると適量を取りやすいので、試してみてくださいね。

また、グルーの量にも注意しましょう。多すぎると隣り合う自まつげやエクステにくっついてしまい少なすぎると取れやすくなってしまいます。動画を参考に適量を見極め、エクステに正しい量のグルーを取りましょう。

もしもエクステに適量のグルーが取れなかった場合は、もう一度取り直してみましょう。それでも適量が取れない場合は、エクステを捨てることになってしまいます。商材を無駄にしないよう、1発できっちり適量のグルーが取れるよう技術を磨いておきたいですね。

新鮮なグルーを使うこと!

グルーはグルーシートに出した瞬間、空気に触れた部分から劣化します。グルードームの周りから劣化していくので、より新鮮なグルーを使うためには中心部分から取るようにしましょう。

まとめ

「従来のエクステだと取れやすいから…」「夏はいつもモチが悪くなる…」などと、下まつげのマツエクを断念していたお客様におすすめしたい施術が、LEDマツエクです。水分に強くモチも良いため、湿気や汗も気になりにくいでしょう。また、アレルギー反応が起こる可能性が通常のマツエクよりも低いという特徴もあるため、肌への刺激が気になるお客様にも提案しやすい施術です。ご紹介した動画を参考に、下まつげへのLEDマツエク装着方法やグルーの取り方をしっかり練習して、より良い施術を提供しましょう。

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