人気の眉メニュー!WAX脱毛後のスキンケアの重要性について

この記事をシェアする
サムネイル

脱毛サロンだけでなく、マツエクサロンのメニューとしても主流になりつつある眉のWAX脱毛は、眉メニューの中でも特に人気のメニューです。施術では、ムダ毛はもちろん古い角質も取り除いてくれるため、お肌もパッと明るく見えるでしょう。しかし、WAX脱毛後のお肌はとても敏感な状態。そこで今回は、WAX脱毛後のお肌の状態を知って、サロンや自宅でできるケア方法について紹介します。

WAX脱毛後のお肌はどんな状態?

そもそもWAX脱毛とは、クリーム状のWAXをお肌に塗り、ペーパーを貼って剥がしたり、固まったWAXごと剥がしたりすることで脱毛する方法のことです。脱毛したい部分にWAXを塗り(貼り)、時間を置くと生えている毛をWAXがしっかりとホールドします。そして、パッと素早く剥がすことで、もうすぐ抜けそうな毛から元気に生えている健康な毛まで一気に抜き去ることができます。

もちろんWAX脱毛で使うWAXはお肌のことを考えて作られた安全なものですが、健康な毛を無理に抜いたり、肌表面の角質を剥がしたりしてしまう行為によって、お肌に赤みが出ることも…。

さらに、脱毛後のケアをしなければ、毛が抜けた毛穴から菌が入って炎症を引き起こす場合もあるでしょう。WAX脱毛後のお肌はとても敏感な状態となっているため、トラブルを回避するためには適切なケアを行う必要があるのです。

最近は、「WAX脱毛で眉を整えたい」と来店される男性のお客様も増えています。実はWAX脱毛後のお肌の状態については男女の差はなく、個人差。男性で赤みが強く出るお客様もいますし、まったく赤みの出ない女性もいます。

施術時のお肌の状態を見極めて、お客様に合ったアフターケアをお伝えできるようになれると良いですね。もちろんお客様には、自宅でのケア方法や施術後の注意点なども合わせて、しっかり説明しておきましょう。

脱毛WAX施術後のサロンでのケア

眉メニュー、WAX脱毛後のお肌のスキンケアの重要性について

施術後すぐは赤みが出やすく、若干熱を帯びることでかゆみが出る場合もあります。施術後のケア方法はサロンによって違いますが、一般的には、施術後すぐ冷たいタオルで冷やしたり、鎮静ジェルを塗ったりしてお肌を冷やし、お肌を落ち着かせることを優先します。

その後、保湿のためのローションやクリームを塗っていきます。冒頭で紹介したように、眉のWAX脱毛をするとWAXと一緒にお肌の角質を取り除くため、皮膚が薄い状態に。普段以上に乾燥しやすい状態となっているため、しっかり保湿していきましょう。

眉WAX脱毛後は、冷たいタオルや鎮静ジェルで冷却したといえども、お肌は熱を持った状態です。お客様には、施術当日はできるだけサウナやホットヨガなどは避けるようにお伝えしましょう。通常、施術後すぐメイクできますが、赤みがひどいようならメイクを少し休むようにお伝えするなど、お客様のお肌の状態を見て判断してください。

この他には、不必要に施術箇所を触らないことや自宅でできるケア方法について、お客様にお伝えできると、とても丁寧な対応だと感じてもらえるでしょう。

施術後の自宅でできるケア方法とは?実は施術前のお肌も重要なポイント

ここからは、お客様が自宅でできるケア方法について紹介します。施術後のアフターフォローとして、自宅でのケア方法をお客様にお伝えしてください。

赤みが引かない場合はとにかく冷却

眉のWAX脱毛後の赤みは、大半のお客様に起こる現象です。また大半の方が冷却によってすぐに落ち着きますが、ごくまれに施術後2~3日経ってようやく赤みが落ち着いてくるお客様もいます。

帰宅後も赤みが気になる場合は、保冷剤などを使って冷却するようにお伝えしましょう。数日経っても赤みや腫れが引かない場合は、サロンに連絡の上、専門医に相談するように説明してください。

施術前後の説明がしっかりあれば、お客様も納得した上で施術を受けることができ、万一のときの対応もスムーズに行えるため、お客様はもちろんサロン側も安心できるでしょう。

乾燥しやすいためしっかり保湿

ここまで何度も説明したように、施術後のお肌は乾燥しやすくなっています。しっかり保湿しないとお肌の乾燥が進むだけでなく、炎症を引き起こす原因になることも。人間本来のお肌の働きとして、お肌が乾燥すると皮脂を出してお肌を乾燥から守ろうとします。

皮脂がたくさん出てしまうと毛穴がつまりやすくなり、毛穴につまった汚れと反応して炎症を引き起こすのです。過剰な皮脂を出さないためにも、適切な保湿でお肌の状態を整える必要があるでしょう。

ただ、保湿に使うローションは何でも良いわけではありません。アルコール配合のものやフルーツ酸配合のものだとお肌に刺激を与える可能性があります。またスクラブ洗顔やメントール系のスッとするような化粧品も注意が必要です。こういった刺激性のあるアイテムは、できるだけ使用しないように説明すると良いでしょう。

日焼け対策を忘れずに

施術後は、お肌がとてもデリケートな状態となっているため、ちょっとした日差しでも赤みが増したりかゆみが出たりすることも。施術後のお客様には、夏の日差しが強いときに限らず、外出時には日焼け止めを塗ったり、日焼け対策をしたりするようお伝えましょう。

また、日焼けによって乾燥が進むことや、紫外線によるお肌の老化についても説明すると、お客様もより分かりやすいはずです。

お肌は常に清潔に

眉のWAX脱毛をした箇所は、不要な角質がなくなりツルツルして、つい触ってしまいがちに。またかゆみや赤みがあれば、気になって触ってしまうこともあるでしょう。ただ指先には、手をこまめに洗っているといっても皮脂や汚れがついているものです。

手や指先についた汚れが、WAX脱毛で開いた毛穴に入ってしまうと、炎症を引き起こしたりにきびになったりすることもあるでしょう。できるだけ肌トラブルを起こさないために、不必要に顔を触らず、お肌は常に清潔に保ち、基本的なスキンケアをするように案内してください。

次の施術に向けて

眉のWAX脱毛において、施術後のケアをお客様にお伝えすることが多いでしょう。しかし、眉のWAX脱毛では、施術前のお肌の状態も大切です。施術前のお肌が乾燥していたり、炎症が起きていたりなど、肌トラブルを抱えていては施術できません。眉WAX脱毛後は、施術後の自宅ケア方法と合わせて、次の施術に向けたケアの重要性も説明しておきましょう。

個人差はありますが、一般的に、眉のWAX脱毛のモチは3週間から4週間ほどです。そのため、この周期で来店してもらえるときれいな状態を保てるでしょう。

サロン側からすると、リピーターを獲得できるチャンスです。リピーターを獲得できるように丁寧なカウンセリングを行い、施術前後のケアを含めて説明し、お客様が安心してサロンに通えるような接客をしましょう。

まとめ

カミソリやシェーバー、毛抜きで自己処理しているお客様と比べると、眉のWAX脱毛を定期的に行っているお客様はまだまだ少ないかもしれません。そのため、眉WAX脱毛のために来店されたお客様の中には、不安な気持ちを抱えている人もいるでしょう。その不安な気持ちを払拭でき、アフターフォローを丁寧に行ってくれたサロンなら、「また次回も行ってみよう」、「友達に紹介しよう」、と思ってもらえるはずです。マスク生活によって目元メイクに注目が集まる今、眉メニューを導入するサロンも増えていくと考えられます。他のサロンとの差別化が図れるように、丁寧な接客や技術力向上はもちろんのこと、お客様のお肌の状態に合わせたケア方法を提案できるようになると良いですね。210925Eyn

この記事を読んだあなたにおすすめの関連記事

 

この記事をシェアする