マツエクコンテストは海外でも複数開催!注目の大会をチェック
韓国発祥のマツエクは、今や世界各国で人気を集める美容法。特に日本はマツエクサロンの数も多く、業界全体のレベルが高いといわれています。日々研鑽を積んでいるアイラッシュ施術者の中には、自分の腕が世界に通用するのか挑戦してみたい方もいるのではないでしょうか?そこで今回は、海外で開催されている、日本人が応募可能なマツエクコンテストをピックアップ!海外コンテストで活躍する日本のアイラッシュ施術者さんも併せてご紹介します。
【アメリカ】NYC Volume Lash Cup
まずは、アメリカで開催されている「NYC Volume Lash Cup(ニューヨークボリュームラッシュカップ)」。
2019年に第1回が開かれており、世界各国のアイラッシュ技術者が参加するオンラインコンペティションとして誕生しました。翌2020年には、オンラインコンテストの他、ニューヨークでのライブコンテストも開催。ワールドワイドな技術力と感性に触れることができるコンテストとして知られています。
この大会の主催者は、ニューヨークを拠点にボリュームラッシュ製品などアイ用品の卸売販売業を行っている「Volume Lashes Co」という会社。オーナーのTB Kim(ツービー/ティービー キム)さんは、国際的なマツエクコンテストの審査員経験も豊富で、競技向けのマツエクトレーニングコースも主催しています。
このNYC Volume Lash Cupの特長は、大会参加への日本語サポートが充実していること!公式HPには日本語バージョンもあるので、「英語でのエントリーができるか不安…」という方でも安心です。
NYC Volume Lash Cupの公式サイトによると、2022年のオンラインコンペティションの情報は、まもなく開示される予定と記載されています。今回は、2021年度に開催されたオンラインコンテストの情報をご紹介しますので、ぜひご参照ください。
コンテストのカテゴリやレベルは?
カテゴリ |
レベル |
クラシック |
ジュニア(施術歴2年未満) マスター(施術歴2~4年) エキスパート(施術歴4年以上) |
3Dボリューム |
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5/6Dボリューム |
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キムKルック |
すべてのレベル |
ラッシュリフト |
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ファンタジーラッシュアート |
カテゴリは、全部で6種類。それぞれに、参加資格となるレベルが設定されていました。レベルについては、アイラッシュ施術者として証明書が発行された日ではなく、勉強を始めた日から数えるのがルール。
なお、“3Dボリューム”の施術歴は、マツエクの施術を始めた日からではなく、ボリュームラッシュについて学び始めた日から数えるとのこと。
参加方法や参加費は?
2021年度のオンラインコンテストへの参加は、以下の手順で行われました。
1.公式HPより、コンテストのエントリー権を購入する
2.自分のメールアドレスに申し込みフォームが届く
3.提出する作品の写真とともに、必要事項を入力して申し込みフォームを送信する
エントリー権購入後の返金は不可。また、オンライン投稿した作品や加工した写真でのエントリーは禁止されていました。その他にもルールが定められていたので、気になる人は公式HPをチェックしてみてください。
参加費は、1エントリーにつき通常$120。早く申し込むと安くなる特典の他、エントリー数が増えるごとに割引が適用されていました。
<NYC Volume Lash Cup 2021>
エントリー期間 |
2021年1月1日~6月14日(米国東部標準時午後11時59分) |
受賞発表日 |
2021年8月3日 |
受賞者 |
https://ja.nycvolumelashcup.com/copy-of-2020-winners |
【アジア】2022上海CBEアジア文化祭まつ毛エクステンションフォトコンテスト
出典:JLA一般社団法人日本ラッシュアーティスト協会公式HP
「上海CBEアジア文化祭まつ毛エクステンションフォトコンテスト」は、中国美容博覧会が主催するマツエクのフォトコンテスト。国籍問わず、プロ以外に学生もエントリーできるコンテストです。
実は2022年5月12日に開催予定でしたが、開催地である中国上海が新型コロナウイルス感染症の影響でロックダウンしたため、2022年12月に延期が決定しています。
そのため、正式な開催日や今後の応募締切については、また後ほど公式HPにて発表となるようです。
ここではポイントとなる部分をご紹介しますので、ご参考ください。
コンテストの部門や応募資格は?
部門:学生部門(全付けまつ毛のみ)
種目:
・シングル部門(ブラックLASH)
・シングル部門(カラーLASH)
・シングルデザイン部門
部門:一般部門(ジュニア※/プロ)
種目:
・No.1 シングル(マネキン)部門
・No.2 シングル(モデル)部門
・No.3 ボリューム 2D~3D(マネキン)部門
・No.4 ボリューム 2D~3D(モデル)部門
・No.5 ボリューム 4D~5D(マネキン)部門
・No.6 ボリューム 4D~5D(モデル)部門
・No.7 ラッシュリフト(モデル)部門
こちらのフォトコンテストでは、“学生部門”と“一般部門”に分かれています。学生部門は、美容師養成施設の在校生が対象です。また、一般部門の“ジュニア”にあたるのは、経験年数1年未満の施術者。日本だけでなく、どの国からもエントリーすることができます。
参加方法や参加費は?
日本での受付窓口は、「JLA一般社団法人日本ラッシュアーティスト協会」。協会の公式HPから、詳しい審査規定や申込書を見ることができます。
日本からの申込は、以下の2つの方法からお好きな方を選択できます。
協会HPより申込書のPDFをダウンロードして必要事項を記載。郵送かFAXで送信
申込方法②:
公式HP上のエントリーフォームに必要事項を記載して送信
参加費は、学生部門が1種目につき5,500円で、一般部門が1種目につき13,200円となっています。エントリーには、それぞれの部門ごとに写真提出のルールが細かく設けられています。写真の加工や異なる角度での撮影は採点不可となるため、注意が必要です。
<上海CBEアジア文化祭まつ毛エクステンションフォトコンテスト>
応募締切 |
2022年5月5日(木) 公式HPにて改めて公開 |
開催日 |
2022年5月5日(木) 2022年12月に延期(詳細は公式HPにて改めて公開) |
授賞式 |
中国 上海会場 ※TikTokでの中継や、JLA一般社団法人日本ラッシュアーティスト協会公式HPでも発表 |
JLA一般社団法人日本ラッシュアーティスト協会の公式HPはこちら
海外コンテストで活躍している日本人をチェック!
海外のマツエクコンテストで、世界レベルの技術力が認められた日本人にはどのような方がいらっしゃるのか、気になりませんか?ここでは、世界で活躍するアイラッシュ施術者をご紹介します。
▷「HairSalonSumire」代表 野口伏美さん/@sumire.noguさん
2021年
LASH CUP online(イタリア) ファンタジーアートワーク部門準優勝
2020年
NYC Volume Lash Cup(アメリカ)アイラッシュオンライン ファンタジーラッシュアート部門優勝
2019年
Lash Global(カナダ)6競技総合優勝ワールドグランプリ受賞
国内のみならず、数々の国際的なマツエクコンテストにて優勝・受賞した経験を持つ施術者。現在はヘアサロン運営の他、「スミレアイラッシュアカデミー」にて、後進の指導育成にも注力。今もお店にて自ら施術を行う姿勢が、多くのファンから支持されている
▷「Ann Moss」代表 新井舞さん/@annmoss_maiさん
2020年
NYC Volume Lash Cup(アメリカ)総合優勝
2019年
TOKYO LASH COMPETITION VOLUME LASH Expert 3位
海外スタイルのマツエクデザインに魅了されてアイラッシュ施術者に。日本人に合った欧米スタイルを提案している。現在は、サロン運営の他、マツエクスクールの講師としても活躍している。
▷「まつげ専科シエル」オーナー 吉田優美さん/@ciel.yumiさん
2020年
CBE中国美容博覧会(中国)フォトコンテスト入賞
2019年
Lash Global(カナダ)まつげエクステシングル部門準優勝
2018年
K-Beauty King Festival(韓国)まつげエクステシングル部門銀賞
2016年に、国内最大級のマツエクコンテスト「NEEC日本まつげエクステコンテスト」にて総合優勝。以降、世界各国で開催された国際大会にて輝かしい成績を残している。現在は、国際コンテストの公式審査員も務めている。
▷「Jasmine」オーナー 下鳥睦美さん/@mutsumi_lashes_jasmineさん
2021年
NYC Volume Lash Cup(アメリカ)ラッシュリフト部門1位
2020年
NYC Volume Lash Cup(アメリカ)クラシック部門1位
2021年に「NYC Volume Lash Cup」にて新設された“ラッシュリフト”部門で1位を獲得。同年自身のサロンもオープン。落ち着きのある空間と高い技術力で、リピーターを増やしている。
サロン経営者やマツエクスクール講師など、華やかな立場の方がたくさん!アイラッシュ施術者として数々のマツエクコンテストに挑戦して、技術力を高めていらっしゃるのですね。
まとめ
今回は、海外でも複数開催されているマツエクコンテストについてご紹介しました。コロナ禍であるため、オンラインやフォト審査に切り替えているコンテストが多いようです。海外のマツエクコンテストで受賞している日本人には、現役施術者として活躍している人が多数います。自信がないという方も、刺激を受ける良い機会となるので、ぜひ一度海外のコンテストへチャレンジしてみてはいかがでしょうか。220520Esh
※本記事の内容や価格はすべて、2022年5月時点のものです。最新情報は、公式HP等よりご確認ください