【EWC結果速報】総合グランプリに輝いたのは?アイラッシュワールドカップ東京2024

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第6回目となる「アイラッシュワールドカップ(以下、EWC)」が、2024年6月4日(火)にシャルマンシーナ東京で開催されました。1次予選を通過した施術者の決勝戦と、個人戦5部門と団体戦の受賞者の発表に加え、スペシャルゲストの大倉士門さんや豪華メンバーのトークショーなど、盛りだくさんの大会となりました。今回は、EWC東京2024の結果とともに、審査員からの総評をご紹介します。

EWC東京2024とは?

EWC東京2024EWC東京は、日本最高峰のアイコンテスト。第6回目の開催となるEWC東京2024が、2024年6月4日(火)にシャルマンシーナ東京で開催されました。

EWC東京2024

「アイビューティーを革新する」という理念のもと、どんどん進化を続ける業界トレンドに合わせた競技が設けられているのが、EWC東京の特徴です。今回審査が行われたのは、以下の5つの部門。

シングルラッシュ部門

ミックスボリュームラッシュ部門

ラッシュリフト部門

アイブロウ部門

アイゾーンムービー部門

これまでも行われているシングルラッシュやボリュームラッシュ、ラッシュリフトなどの部門に加え、今回はアイブロウ部門が新設されました。施術のビフォーアフターを動画にまとめるアイゾーンムービー部門では、アイブロウの似合わせも審査項目のひとつになっていますが、アイブロウ部門では技術力に焦点を当てた審査が行われます。

EWC東京2024

1次審査を通過してGRAND FINALSに進出したのは、各部門上位20名のアイデザイナーたち。さらに、今回から個人部門だけでなく、サロン全体の技術力が勝敗を左右する団体部門も設けられました。各部門1名×5部門の5名で参加して、5名の合計得点で順位が決まります。

EWC東京2024当日は、シングルラッシュ、ミックスボリュームラッシュ、ラッシュリフト、アイブロウの競技が行われました。表彰式の前には、スペシャルゲストと豪華メンバーによるトークショーが開催。

EWC東京2024

世界トップラッシュアーティストAishaさんのスペシャルトークを楽しみに来場された方も多いよう。

EWC東京2024

過去に総合グランプリを受賞した6人のスペシャルトークは、EWC東京に参加してからの活躍の様子を垣間見る貴重な機会に。大倉士門さんをゲストに迎えたスペシャルトークショーも行われ、大盛上がりの時間となりました。

2024年6月4日に開催された決勝戦の結果は!

ここからは、総合グランプリと各部門の優勝者をご紹介します。

総合グランプリ/渡邊実里さん

EWC東京2024

GRAND FINALSの参加部門すべての合計得点が高いアイデザイナーが、オールラウンドな技術力を持つ総合グランプリとして表彰されます。総合グランプリに輝いたのは渡邊実里さん!が続いており、今回こそはという気持ちで臨まれていました。栄えある総合グランプリに輝いた渡邊さんには、フランス大会の出場権が授与!フランス大会での活躍が、今から楽しみです。

【総合グランプリ・審査員からの総評】

何度も大会に参加され、グランプリまであと少しというところで、悔しい思いをされていた渡邊実里さん。「EWC2024では絶対優勝したい!」と、強い想いで臨まれていました。最終集計するまで何が起こるか分からないのがこのEWC。接戦の末、最高総合得点を勝ち取りました。全種目高得点とはいかなかったのですが、平均して80点以上をしっかりと取られていたのが勝因です。

シングルラッシュ部門

EWC東京2024

シングルラッシュ部門  1位:猪野塚 久曜玲さん(右から3番目)

シングルラッシュ部門  2位:長谷川 栞さん(右から2番目)

シングルラッシュ部門  3位:外記 まなえさん(右から4番目)

【シングルラッシュ部門・審査員からの総評まとめ】

シングルラッシュ審査の勝敗を分けるのは、毛先の方向性の安定感。シングルラッシュは1本でも方向がずれるとバラついて見えてしまう、実は難しい技術ですが、日本のアイデザイナーが得意とする繊細なデザインが光っていました。

ミックスボリュームラッシュ部門

EWC東京2024

ミックスボリュームラッシュ部門 1位:西村 沙也加さん(右から3番目)

ミックスボリュームラッシュ部門 2位:武井 真衣さん(右から4番目)

ミックスボリュームラッシュ部門 3位:スミス 瞳さん(右から2番目)

 【ミックスボリュームラッシュ部門・審査員からの総評まとめ】

ボリュームラッシュは、皆さん全体的にとてもきれいでした。長さの切り替えやファンの正確さ、根元の距離の詰め方を強化すると、より素晴らしい作品になります。

ラッシュリフト部門

EWC東京2024

ラッシュリフト部門 1位:松行 菜緒さん(右から3番目)

ラッシュリフト部門 2位:田口 麻易子さん(右から4番目)

ラッシュリフト部門 3位:長尾 純菜さん(右から2番目)

【ラッシュリフト部門・審査員からの総評まとめ】

ラッシュリフトは、日本のアイデザイナーが得意とする部門です。全体的にクオリティが高く、ハイレベルな戦いとなりました。

アイブロウ部門

EWC東京2024

アイブロウ部門 1位:田口 麻易子さん(右から3番目)

アイブロウ部門 2位:中川 瑞穂さん(右から2番目)

アイブロウ部門 3位:加藤 鈴奈さん(右から4番目)

【アイブロウ部門・総評まとめ】

アイブロウ部門は今回が初めての会場での競技となりました。難しい左右のバランスやビフォーアフターの違いも、皆さんできていたと思います。ワックスやラミネーションなどさまざまな技法で施術が行われており、今後のアイブロウの可能性を感じることができました。

EWC東京2024

アイゾーンムービー部門 1位:神保 育美さん(右から3番目)

アイゾーンムービー部門 2位:宇田川 夕奈さん(右から2番目)

アイゾーンムービー部門 3位:閑田 愛梨さん(右から4番目)

【アイゾーンムービー部門・総評まとめ】

アイゾーンムービー部門は、どの作品も動画の作り込みが素晴らしかったです。それぞれの個性が出ていてとても楽しかったですし、感動するムービーもありました。

団体部門

EWC東京2024株式会社ネクストリンクの皆さん

EWC東京2024Team EINSの皆さん

団体部門 1位:株式会社ネクストリンク

団体部門 2位:株式会社PALPITO

団体部門 3位:Team EINS

団体部門で1位に輝いたのは、関東地方を中心に展開するサロン「Angelica Michelle(アンジェリカミッシェル)」を展開する株式会社ネクストリンク。サロンの総合力の高さを示す結果となりました。

EWC東京2024公式サイトはこちら

EWC東京2024全体総評

最後に、EWC東京2024の審査委員長を務めた株式会社KENDALL代表の新井舞さんからの全体総評をご紹介します。

EWC東京2024

EWCにご参加された皆さんお疲れさまでした!入賞された皆さん本当におめでとうございます。

一次審査のオンラインでは、写真の撮り方の難しさを感じたアイデザイナーも多いはず。さらに、オフラインで行われる決勝の舞台では、技術力はもちろんのこと、会場ならではの緊張感の中で普段通りの力を発揮できるかどうかのメンタルも問われます。1度にすべての経験ができるEWCは、とても貴重な大会です。

今年は世界のトップラッシュアーティストであるAishaさんとAnnaさんも加わり、全力で挑んだ皆さんの作品を審査員も全力でジャッジさせていただきました。

フル装着をしないできれいに見せるつけ方や繊細な技術は日本ならではです。短時間で仕上げていく様子にとても感動しましたし、Aishaもどの作品も素晴らしい!と絶賛していました。

入賞できず悔しい思いをした方もいると思いますが、間違いなくEWCに参加されていた競技者の皆さんはトップレベルです!その悔しさが皆さんの技術や作品のレベルアップにつながると思います。また、さらにレベルアップした皆さんが参加する来年のEWCは、さらにハイレベルな大会になると確信しています。

改めて素晴らしい大会を開催していただいたEWCさん、熱い想いで参加された競技者さん、作品に全力で向き合った審査員さんお疲れ様でした。

まとめ

新たにアイブロウ部門が追加され、トレンドやサロン需要を反映した大会となったEWC東京2024。緊張感漂う競技はもちろん、スペシャルゲストを招いてのトークショーや新商品の展示もあるメーカーブースなど、アイ業界の最新情報を得られる貴重な場となりました。栄えある総合グランプリを獲得した渡邊実里さんの出場するフランス大会や、来年のEWCにも、Beauté編集部と一緒に引き続き注目していきましょう。

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