【Lash Star Paris 2024】アイ業界を牽引するカリスマ”新井舞さん”とEWC優勝者”渡邊実里さん”が日本から参加!

2024年11月にフランス・パリで開催された『Lash Star Paris 2024』をレポート!日本からは、株式会社「KENDALL(ケンダル)」代表取締役の“新井舞さん”と、数々の受賞歴があるアイラッシュアーティスト“渡邊実里さん”が参加しました。今回はコンテスト当日の画像とともに、お二人のコメントをご紹介します。
『Lash Star Paris 2024』コンテスト当日の様子は?
『Lash Star Paris 2024』は、2日間に渡りパリで開催されました。コンテスト当日の画像から、イベントの様子をチェックしていきましょう。
イベント名 |
Lash Star Paris 2024 |
会期 |
2024/11/23~24 |
|
フランス・パリ |
イベントには、世界で活躍するさまざまアイデザイナーが参加。新井さんや渡邊さんをはじめ、多くのアイデザイナーが施術に臨むシーンは圧巻です!
新井舞さん│コメント「上手い人の技術力を実感。学びの多いコンテストでした」
『Lash Star Paris 2024』参加者の新井さんのプロフィールと、コンテストを振り返ったコメントをチェックしていきましょう。
<新井舞さん>
- 株式会社「KENDALL」代表取締役
- アイラッシュ技術を学ぶ「舞高技塾」創設
- オリジナルのマツエク技術“Double Clutch(ダブルクラッチ)”考案
- 国内外の多数のコンテストへの参加・受賞経験あり
日本をメインに活躍するアイラッシュ施術者の新井さん。数多くのコンテストの受賞歴もあり、審査員やセミナー講師、国際カンファレンスの講演など、幅広く活躍しています。また、アイラッシュ世界一の技術を塾スタイルで学べる「舞高技塾」を創設するなど、アイラッシュ施術者の育成にも尽力。自まつげへの負担を減らしながらマツエクができる “Double Clutch”は、新井さんオリジナルの新技法です。
新井さんについてはこちらの記事で詳しくご紹介しています。
新井舞さんのLash Star Paris 2024のコメント
『Lash Star Paris 2024』の大会は、チケットがすぐにSOLD OUTになってしまい、出場できなかった方も多いほど人気だったそう。
ヨーロッパの大会では毛量の多い“フル装着”を2時間30分かけて行うので、審査も何時間もかかります。日本ではフル装着をMAXまですることがあまりなく、いざやってみるとすごく時間がかかって…。海外のモデルさんは自まつげの毛量も多いし、3時間でも足りないくらいです。うちの認定講師が出場したときも、「隣の方がフル装着を2時間で完璧に仕上げたうえ、メイク直しと装飾まで完成させていて焦った」と言っていました。海外の方はまつげ装着が上手いだけではなく、全体もセンス良く仕上げていて、アーティスト性の高さを感じますね。
今回の大会では“飛び抜けて上手な方”が明らかでした。フル装着も完璧で、ファンのクオリティも全部高い。自分の作品をコーミングしたり写真撮りをしたりすれば綺麗で当たり前なのですが、審査となると違います。ツイザーでエクステ1本1本の浮きがないかチェックした後に回ってくるので、審査後は目元がかなり乱れてしまいます。しかし、上手い方はそれでもファンのクオリティが下がらず、エクステの浮きもなく、こちらで少し整えるだけで綺麗な状態に!思わず「Beautiful!」と声が出るほどです。
また、マッピングのデザインも全然違います。モデルに合わせて何十種類ものエクステを細かく使い分けてデザインされていて。日本ではカラーでデザインを変えることはあるけど、形はだいたいパターン化されています。たとえば、目頭以外同じ長さ、真ん中だけ長め、目尻を長めに…といったパターンでデザインしていきます。しかし、海外の方は4~5mmのショートのエクステを長いところとの強弱や層によって使い分ける、FOXやラッシュの方向性もエフェクトによって変えてアイライナーで綺麗に装着する、といったデザインの仕方なので、形のクオリティが抜群に高いんです!そういったところも、コンテストに参加するたび“大きな違い”だと感じます。
その他の感想として、海外あるあるではありますが…何とかトロフィーを獲得しようと、Judgeやオーガナイザーに対して審査の意見を直接言う参加者もいて。そんなシーンへの対策や対応をしているオーガナイザーのAishaはすごいなあと思います。
渡邊実里さん│コメント「コンテストへの参加は私にとって最高のご褒美&経験」
続いて、同じく参加者の渡邊さんのプロフィールと、いただいたコメントを見ていきましょう。
<渡邊実里さん>
- LASH Plus Japan認定講師
- 国内外の多数のコンテストへの参加・受賞経験あり
“日本で最も多くの賞を受賞したアイラッシュアーティスト”として知られる渡邊さん。トロフィーの獲得数は全部で27個!その数は現在も更新中だそうです。渡邊さん主催の少人数制ボリュームラッシュオンライン講座は、アイラッシュ施術者のスキルアップをサポートする内容。学んだ技術の実践後の疑問に対するアフターフォローへも力を入れており、アイラッシュ施術者の成長を促すパーソナルトレーナーとして活躍しています。
▷渡邊実里さんの公式Instagramはこちら
渡邊実里さんのLash Star Paris 2024のコメント
私は2021年のアイラッシュワールドカップ(以下、EWC)に初めて参加しました。当時はコロナの影響で会場での競技ができず、Zoomを使う新しいコンテストの形での参加でした。ずっと手元を見られるという緊張感と、コンテストに慣れていなかったことから、ものすごく手が震えたのを今でも覚えています。結果は準優勝でした!
その後、1年開けて再びEWC 2023に参加させていただきました。結果はまたしても準優勝。優勝者とは0.5点差というなんとも言えない結果に…点数を知ることで自分のリアルな立ち位置を実感しました。しかし、悔しい気持ちは「優勝するまで出場するぞ!」という闘志に変わり、EWC 2024での優勝につながりました。
初めてEWCに出場したとき、アイデザイナーの知り合いは1人もいませんでした。知り合いは誰もいない、私のことは誰も知らない…そんな状態から大会への参加が始まりましたが、今回の『Lash Star Paris 2024』ではとても感慨深いことが!EWCで知り合ったアイデザイナーの方から、コンテストの前日に激励動画が届いたんです。さらに、私が講師を務めるLASH Plus Japanにも、全国のアイデザイナーの方々から応援メッセージが届きました。
「実里さん頑張れ!」で溢れるSNSの一言コメント。こんな経験はなかなかできることではないので、とても幸せに感じました。
残念ながらコンテストでは結果を出せませんでしたが、収穫もたくさんありました。EWCの優勝でパリのコンテストに参加できたことは、私にとって最高のご褒美で、最高の経験でしたね。やっぱり日本と海外では基準が違うし、海外の方はまつげが多くて施術に時間がかかります。海外の方にとって日本人の目のデザインが難しいというのはあると思いますが、それでも日本の良さをもっと海外へ広めたい、と改めて思いました。
今回のコンテストには私を知る海外アイデザイナーの方はいませんでしたが、「いつかは海外でも知られる素晴らしいラッシュアーティストになりたい」と自身に目標を掲げました。またすぐにリベンジします!!
まとめ
『Lash Star Paris 2024』に参加したことで、さまざまな気づきやこれからの目標を見つけたという新井さんと渡邊さん。海外のアイデザイナーと技術を競い合うイベントでは、日本では経験できない特別な時間を過ごせたのでしょう。いただいたコメントからは、お二人の“アイラッシュにかける熱意”や“これからも高みを目指していく”という気持ちが伝わってきました。Beauté編集部一同、今後のお二人のご活躍に引き続き注目していきます。
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